中国自動車アフターパーツの将来性 2006年4月現在 私の考え。

中国のモーターリゼーションは激しく変化しています。
3年前の中国とは予想も出来ない速さで成長しています。
私はこの現実を肌で感じきた自分の目の判断ですが、
この中国市場は確実に巨大なマーケットが存在するのです。
なぜか?
2008年辺りから本格的に中古車流通が始まります。
日本の20年前を思い出してください。
中古車を手にした若者がアフターパーツを装着する率が極端に上がりました。
現在自動車流通量が著しく上がってきている中国は2年後確実に、歴史を繰り返します。

日本のアフターパーツメーカーは基本的には大企業ではありませんので、
この市場にチャレンジすることはリスクの面から二の足を踏むのが多いことでしょう。
しかし、自動車アフターパーツは特殊分野です。レベルの高い経験、技術、感性が要求される部門。
日本は世界でも最先端の業種ですので、恐れずにチャレンジする事が中国人に認知されると考えています。
“中国で生産するとコピーをされる。”
との意見が多いですが、実は中国国内のブランドを手に入れるとコピーは極端に少なくなる傾向があります。
それと台湾、香港からのオーダーが多いのです。中国本土のメーカーはコピーとは知らずに生産する事も多いと聞きます。
2008年は北京オリンピック、中国国家の面子にかけてもコピー商品撲滅には力を入れており、かなり成果を挙げ、検挙されるコピーメーカーがTVで放映されています。
多かれ少なかれ全世界では良い商品のコピーは出回っておりますが、これも一つのバロメーターだと考え、今後の商品に技術レベルUPをしていけば問題は無いと考えます。
良い商品を製作できる中国メーカーは限られています。
いち早く誠実な中国メーカーと技術提供をしコピーメーカーでは出せないクオリティーの高い商品を市場に流通させれば良いのです。
少々荒っぽい考え方ですが、この部分が中国市場をGETする最善な方法だと私は考えています。

中国自動車アフターパーツ
お返事遅くなり申し訳御座いません。
現実に申し上げると、ショートパーツは中国で調達可能ですし、
クオリティーの問題も日本と変わりありません。
この様な類は、日本製を使わなくても中国で賄えます。
しかしながら、中国には多くの工場がありますので、クオリティーの良い商材を製造している工場を探すのは一苦労になると思います。
今回北京国際自動車ショーに参加しましたが、中国全土から優秀な工場も出展してきていますので、この様な場所で探すのが一番早い方法だと思います。