2011年中国の交通事故死亡者は6万2000人~10年連続世界一
2011年の中国の交通事故死亡者数は6万2000人で10年連続世界一となった。
中国の自動車保有台数は1億400万台とはいえ他国と比較して格段に多い。
アメリカは自動車保有台数2億8500万台と中国の倍だが交通事故死亡者数は4万2000人、
日本は自動車保有台数7000万台に対して2011年の交通事故死亡者数はわずか4611人だった。
自動車後進国のはずがあっという間に世界一の販売台数を誇るようになった中国では、
運転者のマナーが車社会の発展に伴っていない。
現在、小学校では交通ルールを守るよう指導されており、
子供は比較的交通ルールを理解しているが、運転する大人が交通法規を守らない。
加えて交通違反の罰則規定が緩すぎることが重大事故が減らない原因と指摘されている。
例えば信号無視。赤信号で進入した場合、
日本では3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金(注・広州日報の解説)のケースでも、
中国では警告または20元(約260円)以上200元(約2600円)以下の罰金と、
自家用車を持てる層にとってはまったく惜しくない金額だ。
その他、スピード違反や無免許運転などあらゆる違反が安い罰金で済み、他国と比較して罰則が軽すぎるという。
飲酒運転もかつてはほとんど取り締まらなかったが一昨年くらいから都市部では取り締まりを強化している。
ほかに過載重量のトラックやミキサー車が横転して隣の車を押しつぶすような事故も珍しくない。
また中国の交通事故で目立つのが、一度に多くの人が亡くなる大事故が多いことだ。
飛行機や高速鉄道より安い長距離バスの需要は依然として高く、
夜間走行中や定員オーバーの大型バスが事故を起こし、大勢の人が亡くなるニュースが後を絶たない。
中国では横断歩道の信号が青になっても、すぐに渡り始めるのは大変危険だ。
右折車両が突っ込んで来るし、信号無視や一方通行逆走もある。
信号のない横断歩道では歩行者のために一旦停止した車に対して、後ろから猛烈にクラクションを鳴らす。
「停まらないでひいてしまえ」というのだろうか。
早すぎた未熟なモータリゼーション。20年前、日本も思い起こせば、中国同様に酷かった。
しかし、その頃を思い浮かべても、中国自動車交通事情は酷すぎると、現場にいると感じる。
私が8年前中国に訪れた時期よりも、”日本より多い無人カメラ設置””罰金”強化により、
マシには成っているのだが、これは、マナー、モラルの点からでは無い。
「中国人の高度成長した過信の象徴」で有ると思う。
人間というのは、車の運転を見ると性格が分かる。
直ぐに怒る人
落ち着きが無い人
ながら運転する人
前しか見えない人
などなど、自分の性格が表れてしまうのです。
「自己中心的」に変貌してしまう車の運転。「中国の今」この自己中な人々が多いと言う事なのです。
「人の意見を最後まで聞かなく、途中でマシンガントークで自分の持論を言ってしまう。」
多くの中国人の体質なのかもしれません。
これでは、議論する意味全く有りません。何も解決しないのです。
私の中国ビジネスに置いても、良く経験する事です。
この様な、自己中心的な考えでは、交通ルールなど守れるはずが無いのです。
”罰金””罰則”で抑えると言う事は、中国では効果的です。
飲酒運転 罰金2000元+拘置15日。罰金は安いですが、何も言わさず拘置15日と言うのは、
数年前まで、白酒をたらふく飲んで宴会していた人々達が、「今日は車なので。。」と飲まなく成りました。
これには、2つ考えられます。
①罰金+拘留されるのが、嫌だ。
②面子で今まで白酒を飲んでいたが、罰則をネタにして、回避できる。
私は、この2つが、中国人の心理だと思っていますが、罰則はかなり効果は有ると言う事です。
今現在でも、中国運転免許を取得する時。教官に賄賂を送る行為がまだ存在しているそうです。
教習費用は3000元~5000元が相場ですが、早く免許を取得するために賄賂を渡し、
免許を取得するパターンです。このレベルの賄賂とは、たばこ、現金1000元ほど。など。
日本では、考えられないですね。この状況で、本当の交通ルールが理解出来るのでしょうか。。
誤魔化して取得した免許。車は動く凶器と理解出来ない人々が今後も増えてきます。
人口13億人ですからね。。。。。
「食の安全」、重大な問題が毎日の様に噴出しています。
自分の生活、命に直接結びつく事から、大いに騒いでいます。
「交通の安全」をこの国の人々が本当に理解するのには、
犠牲者が増えなければ問題に上がらないのかもしれません。
6万2000人死亡と有りますが、私的には、もっと多くの人々が犠牲になっていると思います。
日本1億人当たり4611人の犠牲者×13倍(億人)で、約6万人。
この中国の交通犠牲者の数字は、中国の現場から見ていると到底納得いく数字では有りません。
数字というのは、一般的には信頼出来る様に感じますが、中国の今では、数字は信用できないと感じています。
中国交通事故事情
中国の自動車保有台数は1億400万台とはいえ他国と比較して格段に多い。
アメリカは自動車保有台数2億8500万台と中国の倍だが交通事故死亡者数は4万2000人、
日本は自動車保有台数7000万台に対して2011年の交通事故死亡者数はわずか4611人だった。
自動車後進国のはずがあっという間に世界一の販売台数を誇るようになった中国では、
運転者のマナーが車社会の発展に伴っていない。
現在、小学校では交通ルールを守るよう指導されており、
子供は比較的交通ルールを理解しているが、運転する大人が交通法規を守らない。
加えて交通違反の罰則規定が緩すぎることが重大事故が減らない原因と指摘されている。
例えば信号無視。赤信号で進入した場合、
日本では3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金(注・広州日報の解説)のケースでも、
中国では警告または20元(約260円)以上200元(約2600円)以下の罰金と、
自家用車を持てる層にとってはまったく惜しくない金額だ。
その他、スピード違反や無免許運転などあらゆる違反が安い罰金で済み、他国と比較して罰則が軽すぎるという。
飲酒運転もかつてはほとんど取り締まらなかったが一昨年くらいから都市部では取り締まりを強化している。
ほかに過載重量のトラックやミキサー車が横転して隣の車を押しつぶすような事故も珍しくない。
また中国の交通事故で目立つのが、一度に多くの人が亡くなる大事故が多いことだ。
飛行機や高速鉄道より安い長距離バスの需要は依然として高く、
夜間走行中や定員オーバーの大型バスが事故を起こし、大勢の人が亡くなるニュースが後を絶たない。
中国では横断歩道の信号が青になっても、すぐに渡り始めるのは大変危険だ。
右折車両が突っ込んで来るし、信号無視や一方通行逆走もある。
信号のない横断歩道では歩行者のために一旦停止した車に対して、後ろから猛烈にクラクションを鳴らす。
「停まらないでひいてしまえ」というのだろうか。
早すぎた未熟なモータリゼーション。20年前、日本も思い起こせば、中国同様に酷かった。
しかし、その頃を思い浮かべても、中国自動車交通事情は酷すぎると、現場にいると感じる。
私が8年前中国に訪れた時期よりも、”日本より多い無人カメラ設置””罰金”強化により、
マシには成っているのだが、これは、マナー、モラルの点からでは無い。
「中国人の高度成長した過信の象徴」で有ると思う。
人間というのは、車の運転を見ると性格が分かる。
直ぐに怒る人
落ち着きが無い人
ながら運転する人
前しか見えない人
などなど、自分の性格が表れてしまうのです。
「自己中心的」に変貌してしまう車の運転。「中国の今」この自己中な人々が多いと言う事なのです。
「人の意見を最後まで聞かなく、途中でマシンガントークで自分の持論を言ってしまう。」
多くの中国人の体質なのかもしれません。
これでは、議論する意味全く有りません。何も解決しないのです。
私の中国ビジネスに置いても、良く経験する事です。
この様な、自己中心的な考えでは、交通ルールなど守れるはずが無いのです。
”罰金””罰則”で抑えると言う事は、中国では効果的です。
飲酒運転 罰金2000元+拘置15日。罰金は安いですが、何も言わさず拘置15日と言うのは、
数年前まで、白酒をたらふく飲んで宴会していた人々達が、「今日は車なので。。」と飲まなく成りました。
これには、2つ考えられます。
①罰金+拘留されるのが、嫌だ。
②面子で今まで白酒を飲んでいたが、罰則をネタにして、回避できる。
私は、この2つが、中国人の心理だと思っていますが、罰則はかなり効果は有ると言う事です。
今現在でも、中国運転免許を取得する時。教官に賄賂を送る行為がまだ存在しているそうです。
教習費用は3000元~5000元が相場ですが、早く免許を取得するために賄賂を渡し、
免許を取得するパターンです。このレベルの賄賂とは、たばこ、現金1000元ほど。など。
日本では、考えられないですね。この状況で、本当の交通ルールが理解出来るのでしょうか。。
誤魔化して取得した免許。車は動く凶器と理解出来ない人々が今後も増えてきます。
人口13億人ですからね。。。。。
「食の安全」、重大な問題が毎日の様に噴出しています。
自分の生活、命に直接結びつく事から、大いに騒いでいます。
「交通の安全」をこの国の人々が本当に理解するのには、
犠牲者が増えなければ問題に上がらないのかもしれません。
6万2000人死亡と有りますが、私的には、もっと多くの人々が犠牲になっていると思います。
日本1億人当たり4611人の犠牲者×13倍(億人)で、約6万人。
この中国の交通犠牲者の数字は、中国の現場から見ていると到底納得いく数字では有りません。
数字というのは、一般的には信頼出来る様に感じますが、中国の今では、数字は信用できないと感じています。
中国交通事故事情