タクシーに見る中国地域差。

国慶節の中日を利用して、上海、昆山に戻ってきているのだが、
華東地域は、秋全開だ。湿度も低い。
この環境非常に良いのだが、寒くて風邪を引いてしまった。
昆山の家の契約が来年1月まで残っているので、ゆっくりと引っ越し作業をしている。
わんこを飛行機に乗せる手続き、残りの家の荷物手配、蘇州に仕事。
今回は、こんな目的で戻っている。
2ヶ月、東莞市に住んでみると、中国は広いと再確認出来る。
シンセン宝安空港から飛行機に乗るときは、世界の天気予報では、
広東地域が、赤道直下よりも暑い予報だった。
上海に降りると秋の空気が広がっていた。
昆山にバスで戻り、いつもの散歩コース(ローカル路地裏)を徘徊するのだが、至って安全。
タクシーも、広東地方のローカルを経験していると、この地域が本当に真面目であると感じる。。。
東莞の少しローカルでタクシーを拾うと、絶対にメーターを落とさないし、
領収書も持っていなく、持っていたとしても、紙切れを破いて金額分だけ渡してくるのだが、
これもちゃんと確認しないと、金額が少ない領収書を渡される。
メーターを落として走行したとしても、料金メーターに小細工がしてあり、
金額が上がるのがめちゃ早い。
東莞のタクシー会社は、「中国国家共産党交通対策協議会?」から監査させる必要がある。
非常に不愉快なのが、東莞のタクシーだ。
断言しよう!世界最高にマナーが悪いタクシードライバー。

治安も悪いと印象を受ける。
私自身は、中国人と同じ服を着て、肩を張り、咥えたばこと、
顔面の表情は”鬼の形相”にらみ”全開で威圧をかけながら、歩く。
殆どの中国人は近寄ってこない。威圧を掛けることは自分の安全に繋がる。
一方、昆山では、こんな必要はない。
これが、中国広し地域性の差が出るところでもある。

どちらが良いのかは、人それぞれの感性。しょうもない面倒が掛かるのは、東莞。
何もないのが、昆山。
一つ理解できたことがある、日本人が、華北、華東、華南地域で、
就職するときに給与にかなりの差が出ている事が
わかる。華北、華東は比較的安全なので、給与面は低い。
一方、華南地域は、やくざ、チンピラなど多く、
普通の感性の日本人では耐えられない部分も有るのだろうと感じている。
(私は全く持って問題ない)
中国各地を見ることにより、地域性で安全、人柄など色々違ってくると言うこと。
やはり、この部分は各地域で住んでみないとわからない部分である。
中国地域差