中国で始まる3G携帯、日本企業の行く末。

AQUOS携帯 SH9020C「923SH」
2009年7月25日、昨年、携帯電話端末で中国市場に本格参入したシャープが今月末、
北京で新製品の発表会を開催。
今年からようやく3Gサービスが開始された中国で、
世界トップクラスを誇る日本勢は再び勢いを盛り返すことができるのか。
21世紀経済報道が伝えた。
日本の携帯電話端末メーカーはこれまで、第2世代が主流だった中国のニーズに
そぐわない機種展開や値段の高さがネックとなり軒並み苦戦。
NECや松下電器産 業に続き、京セラが昨年撤退したことで全滅状態となっていた。
シャープにとってはその矢先の中国市場参入となったが、
同社パーソナルソリューション事業推 進本部の中川潤子マーケティングセンター副所長は
「機は熟した」と強気で語る。

AQUOS携帯 SH9020C 中国簡体字画面
昨年11月に発売した「AQUOS携帯 SH9020C」は4500元(約6万2000円)と高価格ながらも、
今年5月のGWには4000元~4500元(約5万6000円~約6万2000円)
機種の販売ランキングで堂々の1位を獲得。
同社は今後、さらに低価格の機種も販売する予定だ。
3G時代を迎えた中国では今、携帯ユーザーたちは最先端である日本の機種に
高い関心を示しているという。
日本国内の携帯電話出荷数は昨年、世界的な経済危機の影響を受け、
前年比19%減と大幅に減少した。
今年はさらに減少傾向が加速すると見られていることから、
記事は、日系メーカーはどこも海外事業の拡大に必死だと指摘。
シャープ以外のメーカーも 中国市場への参入を検討していると伝えた。
レコードチャイナより。
私が現在中国で使用している携帯電話は、AQUOS携帯 SH9020C「923SH」の前の機種
ソフトバンクの「920SH」サイクロイドスタイル。

920SH
この携帯端末は、香港でも販売されていた商品。
3G、GSMの切り替え方式なので、現状のGSM支流の中国でも使用できる。
もちろん日本のソフトバンクなどのキャリア端末は、SIMロックをかけているので、
そのままでは使用不可。
SIMゲタと言う物を、SIMカードの間に入れて、SIMロックを外すと、中国で使用可能になる。
もちろん中国で販売されているAQUOS携帯 SH9020C「923SH」SIMロックなどかけていない。
日本の携帯電話の凄さは、3Gで無いと味わえないのだが、
私は、バッテリーの持ちが非常に良いので、GSMのロー回線だが、中国で使用している。
中国の携帯のバッテリーの持ちの悪さは、異常なのだ。
この所、中国市場では、3G回線の広報オンパレード。
WCDMA方式の3G回線中国キャリアでは、日本の携帯通信規格が使えると言う事で、
世界最先端使いやすさ、潰れにくさ、バッテリーの持ちなどから、
2Gでは撤退していた日本企業が中国に再チャレンジすると言うことだ。

AQUOS携帯 SH9020C 中国簡体字画面
中国ローカル企業製造の2Gローテク格安携帯は、1500円ほどで売っている。
付加価値がついても、2Gならば15000円前後となる。
昨日、中国の大型量販店の携帯売り場を見てみると、
AQUOS携帯 SH9020Cが、4500元(63000円)で正々堂々正規販売されていた。
近年、技術漏出をブラックボックス化してきた日本企業が、
中国生産された日本向け機種、品質を中国国内市場に投下する時期には来ていると
私も同様な見解だ。
中国市場価格設定の問題が残っているが、市場を見極めながらの設定変更するのが、
販売促進のキーポイントになるかもしれない。
★因み情報★
電脳携帯電話情報サイト

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SIM解除のバリモノ本、プロフェッショナルで私の友人のHPです。
もの凄いレベルの解除を日々追求されている日本人です。
中国3G携帯