中国夜行列車 上海南駅発 広州行 ①

1ヶ月間日本に滞在していたので、どうも日本に同化していた感じはする。
今回、広東省东莞市に、夜行列車、夜行寝台バス、白バイを利用して、最小金額で旅を楽しんだ。
飛行機を利用すると、ショートの待ち時間などで、自分の考えが纏まらないので、時間が有る時は、
夜行列車を利用しようと思っていた。

上海には、上海駅と上海南駅の大きな駅が有る。
上海南駅は最近新築され、ドーム型ステーション。
非常に利用しやすい構造。多分、外人デザイナーだろうとは思う。

上海南駅発 広州行き「T169便」357元 4910円 所要時間は、およそ17時間かかる。



「世界の車窓から」では無いのだが、時間がゆっくり持て、車窓風景を楽しめる。
中国に来てから、列車を数多く利用してきたので、地域間もある程度感じられるので、
車窓からでもどの地域を走行しているのかが分かって来た。

まず、杭州を過ぎ、今や「東南アジア、中近東、アフリカ人」が数多く訪れるイーウに到着する。
この地域は、日本で言えば、私の母の古里「岡山県津山市」の様な感じがする。
中国(日本の)山脈の山並み。ローカル線の姫新線。に非常に似ていて驚いてしまった。。。
その様な辺鄙な場所に世界の見本市市場と言われるイーウが存在する。
現在のイーウは、非常に景気が悪い。日本企業誘致もしたようだが、失敗に終わっている。
サンプル商材は、星の数ほど有るのだろうが、
日本で適応する商材をここで見つけるのは無理だろうし、
ネットが発達してしまい、この地域の存在と言う事が意味をなしていない。
この先、このイーウが発展することは無いだろうと感じる

その後、江西省に入る。中国の米所。二毛作が実施されている地域で、すでに稲刈りが終わり、
田植えをしている所が沢山あった。この地域の米は、日本人には口に合わない。
中国東方区地域、黒竜江省の1毛作の米の味が良いと感じているし、
中国のスーパーでも、東北米がブランド認識されてきて、値段も少々高い。

明日は、皆既日食なのだが、この日の夕焼けも初めて見た光景だった。
雲の影響だろうが、面白い画像が撮れた。

続く。。。。
中国夜行列車