私の中国消費者達の固定概念 ”BtoC”とはなんやねん!

富裕層の家から5M離れると。
「私の中国消費者達の固定概念」
今回は、私の固定概念を書いてみたいと思います。
あくまでも個人レベルの固定概念です。。。。
中国→中国人→「中国富裕層」 中国富裕層を斬ります。
数多くの日本のマスコミが、「中国富裕層を狙え!」と書いてありますね。
中国の金持ちは多くなった。日本の超える勢いだ。金を持っているので高い商品を買い漁る。
けして、間違いでは無いです。
この10年で、会社を興し、海外の商品を見よう見まねで、安価で製造販売してきて利益が上がり、
価値が有るのか無いのか分からない株があほみたいに上がりその利益で、不動産を買いあさり、
価値の無い不良マンションの値段が上がり続き、大きな泡銭、利益を手にした層。
しかし、中国の富裕層は日本人の富裕層の感覚とは全く違うと思っています。
私が接してきた中国人富裕層は、「自分の為、家族の為にだけしかお金を使わない」
これは日本と同じです。
その後が違うのです。「金持ちはケチだ」と世間は言いますが、
中国人の富裕層はそれに輪を掛けてケチだと思います。
ここには、商品に対する知識不足、価値などが、頭に入ってないので、
安く手に入れると言う事だけが、「ステータス」
町で聞こえる中国語の殆どは、「安く買ったぜ!」自慢話ばかり。
食事とか、大勢のいる場面では、面子部分で食事代を支払う。これは中国の文化。
そんなの、日本人からすれば、何も有り難くない。。。
お金が無い中国人も、食事代借金しても支払う。
中国国内の流通を見てみると、偽物、粗悪品、B級品、
それを通り超えてブランド品の流れが現在の流通システム。
A級品が、日本と比べて少ない。
B級企業が熾烈な値引き合戦でA級メーカーの入る余地が少ない。
中国人は、「店で限りなく値切る。」自分で商品を確かめてから値切って商品を購入する。
その商品が、本物で有ってでも。この比率が非常に高いと感じている。
現在の中国は世界の工場と言うだけのことは有り、
食品、日用雑貨、自動車、衣服まで自国で生産している。
会社に雇用されると非常に安い賃金なので、独立心も多く、直ぐに起業してしまうが、
商店経営経験も無く、商品知識もなく、後先を考えないで起業してしまうので、
どうしても偽物、B級品しか仕入れられなくなり、同じ商品取り扱い店と競合が始まる!
最後は、不良品でも販売、値引きの嵐。
3ヶ月もすれば、家賃が支払えなくなり倒産。店じまい。夜逃げ。
日本での言う「本物志向の富裕層」は日本より非常に比率が低く、
「メイドインジャパン」製品は受け入れられないだろうと思っている。
日本では、金持ちの中国人に,ネットを立ち上げて「B to C」で販売しよう!
とこの産業が盛んになりつつあるが、今現在、成功している企業、有るだろうか?
一度調べてみて下さい。
「B to C」分かりやすいようで全くわからない。普通の人種は、この言葉知らないでしょうね。
略式しすぎ。日本語で言いましょう!
電子商取引(EC)の形態の一つで、企業(business)と一般消費者(consumer)の取り引きの事。
企業間の取り引きはB to B、一般消費者同士の取り引きをC to Cという。
インターネット上に商店を構えて消費者に商品を販売するオンラインショップ(電子商店)
が最も一般的な形態
たぶん、現状、悲惨な状況だと思います。
「ユニクロはかなりいい線をついているが、私が、今後を見ておきたい中国国内BtoC事業展開中」
この部分で、中国人の富裕層は、簡単に買いません。購入しません。返品の嵐です。
中国人相対的顧客層プライス調査を、確りと中国に根を埋め、
経営する代表自ら中国顧客層の心理を、底辺から体験トライしてみて下さい。
私の言っている意味が理解出来ると思います。
これから中国に進出展開する日本企業。中国市場は日本市場以上に甘くない。
非常に難しいです。しかし、打開策は少なからず隠されています。
それは、自分の目線を中国人に合わせる事が出来るか出来ないかにかかっていますが、
この事が出来る日本人は非常に少ないのが現状です。
中国 BtoC 弱点
まぁ、低レベルの商品を販売する人は、目標消費層は低レベルの消費者なので、不良品を売ってしまってもクレームを訴えられる心配はないですね。