上海発 中国新幹線「CRH」は1等席がお得!

本日は、久しぶりに上海に汽車で行ってきた。
汽車と言っても、中国新幹線「CRH」神戸の川崎重工製。
いつもは、2等席「15元」に乗るのだが、
切符が売り切れで、日本で言うグリーン車「1等席」18元を購入して上海に向かう。
流石!!川崎重工製「CRH」快適でございます。
しかしながら、この中国新幹線、中国人は中国製だと思っている人が殆どなのだろう。

車両内部の樹脂成形、機能性、美しさが有り、日本製は本当にすごいと再確認してしまった。
先日、香港~上海の汽車に乗ったから尚更、良く分かる。
中国でも、この技術を使い300KM以上の列車を製造するというのだが、
中国は基本的に、レールは真っ直ぐ。。。カーブが少ない。
なので、300KM以上出る車両は作れるだろう。
しかし、日本はカーブ、トンネル、騒音問題をクリアしているからこそ、
鉄道車両製造の経験技術を導入して、長い歳月をかけて開発する。
「技術習得は1日にしてならず。試験を繰り返し、国民の足となる。」

中国の列車は、牽引車が引っ張るのがメイン。乗客車両には動力源は無い。
車軸を見てみると、なんか不安なのだ。。。点検しているのか、していないのか分からない。
広州東駅で、金槌を持った整備員が、私が今乗っている車両の車軸を叩いていた。
そんなの、営業する前にしろって感じ。
その後、その整備員は、プラットホームのコンクリートを叩き
プラットホームの強度試験を行っていた(笑)その後は、”ロウセキ”の様なお絵かきが始まる。

日本では、山間部のカーブのきついコーナーをスピード維持して走行するために、
「振り子式」が採用されている。
この技術は、中国で製造は不可能だ。それだけ技術が詰まっている日本独特の土地での車両。
しかし、安全のためには、この技術は導入しなければならないだろう。
中国で川崎重工の技術を使い、新幹線を製造すると言うが、日本の10年落ちの技術。
真っ直ぐなレール、騒音、快適性を無視すれば、500KMでも今は簡単に出るであろう。
話が、マニアックに走ってしまったが、、、

上海発「CRH」は、是非とも、“1等席”をお選び下さい。
上海駅では、現在自動切符売り場に変化し、たちの悪い切符売り員が一掃され、
私たち日本人にはいとも簡単に切符が買えてしまう。
日本人は機械慣れしているが、中国人はこの様なタイプの機械になれていない。
切符を買えないのだ。。。私に5人位が一斉に聞いてくるのだ。。。
私は答える「あなたは中国人ですか?」と。
“1等車”切符を買う得点
★VIPルームを利用でき、皮シートで快適に待ち時間を過ごせる。
★電光掲示板には日本語で案内される。
★CRHに乗ると、ミネラル水が、只で配られる。「2元位の水」上海発
★シートが快適
★1等席はプラットホームが便利な所に配置される。
要するに、上海~昆山 2等15元 1等18元 この快適さからすれば、後者選択だろう。

中国新幹線 CRH
川崎重工さんも、頭痛いでしょうね。。気持ちよく分かります。
リニアモーターカー。。あのプラレールですね。走行距離が短いおもちゃ。
あれは、橋桁が、貧弱過ぎて、コンクリートがずれ、現在乗り心地が悪いと私は分析しております。
現在、上海~杭州リニア建設中。それも究極突貫。
橋桁なんぞ、あれでは、10年後地形変動で、ずれますわ!!
まあ、そのような部分を見て、笑っている自分が好きなんですがね。