中国国内のインフルエンザの状況。

報道によると19日、広東省で国内4人目となる新型インフルエンザ患者が確認された。
この男性は59歳の広州人、現住所は仏山市南海。現在は平熱に下がり、
容態は安定していて異常はない。
男性はカナダ、アメリカを旅行して韓国経由で空路香港に到着、
15日16時35分発のT810列車で香港から広州に入った。
広東省衛生部は同列車に乗りあわせた人を探しているが、すでに65人とは連絡がとれている。
また中国衛生部は19日、今朝早く西蔵自治区衛生庁からの報告として
西藏日喀則地区で甲型H1N1型新型インフルエンザの疑いが濃厚な患者がいると公表した。
患者はイタリア人とみられているが、現在容体は安定している。
現在の中国でのインフルエンザ感染者は報道によると、4人。
まだ、流行には至っていない。
そもそも、豚インフルエンザとは、何だろうか?
ブタインフルエンザのウィルス(Swineinfluenzavirus、SIV)はブタの群の中で
1種が地方性インフルエンザ粘液ウィルス(Orthomyxoviruses)で引き起こすことが告げられている。
主に感染者のくしゃみを媒介者にする、通勤、通学での密集している環境の中で、
更に交換して感染が発生して率が高くなる。
微量のウィルスはデスクトップ、電話機あるいはその他の平面の上で保菌してしまう。
予防は?
手をきれいにすること。
手、目、鼻、口からの接触を極力抑える事。
くしゃみをするか咳をする時は口の鼻を覆い隠す。マスク常備と言うことになる。
ブタ肉を食べて感染することはあるのか?
H1N1型ウイルスは、加熱71度以上で殺傷できる。
事であるが、一度流行してしまうと、防ぐ方法は難しい。
ワクチンがあれば良いのだが、それまでは抗菌マスクを常備するしか方法は無い。

中国でも抗菌マスク確保は、非常に難しい状況下に入っている。
マスク製造はそれほど高度な技術も要らないので、現状中国生産がメインになる。
日本の企業の特性上、大量の在庫はしないので、
その都度中国工場にオーダーを入れてコンテナは配送をするのだろう。
この事が緊急を要している日本では、欠品の嵐になる。
そして、中国工場に緊急オーダーを入れるのではあるが、工場生産が追いつかない。
取引先の1の工場に電話して在庫確認をしてみたが、5日のバックオーダー。
24時間フル稼働生産状態。
2社目の工場は、中国奥地にあるので、現状確保は出来るが、明日の状況はわからないと言う答えだ。
2社目の工場と約10万枚のマスクの確保はしたのだが、それ以降の確保は難しい状況。
在庫量と出荷プライスが”非”相乗効果で上がってくる。
そんなこんなで、日本から多くの注文依頼を受けるのだが、
この緊急事態で在庫確保の連絡だけで長時間取られている。
私の出し値は利益率が低いので安いと思われる。要は、ボランティア状況。
私は、老人ホーム、幼稚園からのオーダーを優先的に受けている。
利益を求めてマスクを販売していないから。
このインフルエンザは、この先1カ月が山場になる。
1か月後は、正規メーカーの中国生産商品が市場に流通する。
今日は、マスク工場5社とのコンタクト、折衝で非常に疲れたぁーーーー。

豚インフルエンザ マスク