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中国の今

中国の今

変化する中国の今をお伝えします。

 

ドライカーボンでの新商材開発。

ドライカーボンは、プリプレイグを焼き、強度を出す製造方法を用いる。
鉄よりも軽く強度が有り、飛行機、ロケット、F1など軽量、強度が要る商材に持ちいれられている。
本当のカーボンの蘇生利用した、嗜好品は少なく高価。
製造方法がやはりコストダウンが出来ない状況なのだが、
今回からは金属金型を製造する業者との折衝でかなり低い価格で製造できる方法を模索している。

携帯試作3
携帯電話ノキアの裏面バッテリーケース(純正取り換え)

ドライカーボン製造には、オートクレーブ(釜)、金属金型に直接熱を入れる製造方法があるのだが、
今回の試作テストは、小物で精度を求められる商材なので、金属金型を用いる方法でテストをしている。

何を作っているのか、
それは、携帯電話のバッテリーカバー&ケース。
携帯のアクセサリーは軽くて丈夫でないといけない。
現在は、シリコンなど用いたケースが市場を占めている。

carbon携帯バッテリーケース3
タイプ2 ノキア半分バッテリーケース

携帯電話から、スマートホーンに移行していく分野で、小型精密商品。
これを保護する為と、本物のドライカーボンを楽しんでもらう事を考え、ドライカーボンで試験製造を開始している。
現在は、NOKIAでテスト製造し、試作第一号が出来上がっている。
まだ、プリプレイグの細かい泡を抜くことが出来ていないのだが、
クレーブ温度時間調整、溶剤調整でクリア出来る部分だと思っている。
しかし、この部分はかなりの経験と技術が要る部分で、ウェットカーボン製造業者では、
真似が出来ない部分。

携帯試作2
金属金型を使用しえいるので、歪曲は出ていない。

試作品を手に持っての印象は、非常に薄くて軽い。
純正の樹脂ケースよりも遥かに軽い。
3次元測定機からCADデータにしCNCで金属金型を製作しているので、
細部のディテールは、先ず先ず。

携帯試作
残念ながら、テスト品では、スポットが出来ているので、今後改良テストを行う。

ドライカーボンであるので、カーボンの奥深い立体感は出ている。
後は、1K、1.5K、2K、3Kのカーボン生地が、携帯電話の大きさにどれがフィットするのかを選ぶことがポイント。

carbonくし
アイデアを変化させると、カーボンでくしも出来てしまう。

アイデア一つで、金属よりも強度があり、軽量な商材を作る事が出来るのは面白い所。
現在は、バイオリン用カーボンケース、チェロ用カーボンケースもテストに入っている。

中国drycarbon
 
 

Comments

お誕生日 
誕生日だったんですか。。。おめでとうございます。 うちの娘は14日で、あしたパーティーやります。
 
やまもとさん。
有りがとうございます!!
 
誕生日おめでとうございます
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