チャイナチャンピオンシップレース「CCC」 上海最終戦

チャイナチャンピオンシップレース「CCC」上海最終戦
国営放送される、この中国最高峰レースCCCだが、
エンジン排気量に寄って2つのカテゴリーに区別されている。

フォルクスワーゲンPOLO、日産TIDA、KIA車両名?、シトロエンZX、HAMA Mazda3、北京現代車両名?は、小排気量クラス。


今回、上海大衆のお膝元での開催。
このチームは、老舗の上海333Racingチーム。
ツーリングカー、ラリーとフォルクスワーゲン車両で中国で活躍している。

このチームは、日本メーカーとパートナーシップ提携しており、
日本で有名なサスペンション、ロールゲージ、LSD、BODYパーツメーカーの
クスコが、サスペンションサポートをしている。
タイヤは、横浜タイヤ。
日本でも有名なコラボレート体制。
足が、クスコ&横浜タイヤと言う事もあり、コーナリングも速い。
ドライバーは、中国の若者に人気の有るネット作家の韓さん。ドライビングも上手い。
今回のレースで感じたのは、POLOのエンジンが速いと言う事。
本社ドイツから輸送されてくる本物レースエンジン。
最終戦と言う事もありかなり力を入れてきており、ストレートでの威力が凄い。
今回は、TIDAもストレートスピードは及ばない。ウエイトを載せている影響も考えられるが。
レースは、POLOがポールからフィニッシュ。

来年度のCCCは、プロモーターの変更が予想されるので、
どの様な車両が出てくるのか分からないが、
大排気量クラスに、弊社がCARBONパーツをサポートしているBMWが出場する事は決まっている。
まだ今は、車両作成中なので、カラーリングもしていない。

エンジンも載っていない状況ではあるが、マスメディア広報向けで、
ある程度突貫作業で用意をした。
この3シリーズは、中国国内工場で生産されたBMWなのでCCCレースに参加出場出来る。
何故、中国BMWがレースに参戦するのか?
BMWは中国人に「宝馬」で人気が有る。
中国市場での、スポーツカーの印象づけと、3SERIES販売促進マーケティングで、
来年度レースに出場する。



2年ぶりにSEMAのアジア地区代表だった方と再会し、1時間ほど今後の中国モータリゼーションに付いて話し合った。
MaidInCHINAというのは、商品に対して良い印象を世界ではもたれていないが、実はBMWなど、MaidInCHINAが多い。このレースを通じ、まだ開発研究員は外人ではあるが、中国で生産しているレベルの高い商材を世界に認知してもらう事が必要なのであろうとのこと。

このBMWレーシングチーム、かなり多国籍。
チームは北京の中国。マシンメンテはイタリア人。エンジン供給はドイツ。
BODYパーツ供給は日本人。
マネージメントはオーストラリア人と、この車両に関わる人々は外人だらけなのだ。
この場に参加出来る事は、私にとって非常に勉強になり、やり甲斐も多い。
今回の担当は、BMW全てのBODYパーツ、開発生産。
来年度レースに合わせ、CARBONエアロを開発する。
MaidInCHINAだけど、BMWレーシングカーに装着されるMaidInCHINA。
ここが非常に意味があることだと感じている。


中国 レース
手がけたパーツを取り付けた車両が優勝・・たまんないね!
BMのカーボン、これ日本でも売れるんじゃないですか?
ロメオ用でカーボンパーツの製作頼まれています。
又お世話になります。