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中国の今

中国の今

変化する中国の今をお伝えします。

 

上海チューニングシーン エアロ編

現在の上海のチューニングシーンはどうであろうか??
現在は、粗悪な改造パーツは懸念されている。
広州などで、安価で製造されたコピー商材。
材料が悪いので品質の安定など、へちゃくれも無い。

FRPエアロ、3年前はフルセット3500元ほど価格が付いていたが、現在、500元。

先日、そのFRPエアロを見たが。。。それはもう粗悪全開サイクロン。
グラスファイバー#400、1枚。
溶剤は何だろうか??多分、廃油油とタンカルの混ぜ物??
このお粗末なエアロ、ショップの社長と一緒に見て。。。

社長曰く。
「この様な商材しか、まだ中国国産は無いんだ!これを選ぶしか選択肢が現在無いんだよね。」
「直ぐに割れるのでお客のクレーム処理も大変。値段は高くても良いから、取り付けやすく割れにくく塗装しやすい商材が欲しいよ」

との事。日本でも、板金屋泣かせの、粗悪エアロが出回っているが、それ以上に酷い商材だった。
私が取り扱っている、ポリウレタンとFRPを納品した。
ショップの社長が感動していて、
「こんな良い品質見たことが無い。
塗装が楽だし、取り付けも楽!値段も台湾製に比べてそんなに高く無い。
こんな商材なら、もっともっとお客に勧められるよ!」
とお褒めの言葉を頂いた。

ポリウレタンに関しては、世界一の品質として認識はしているのだが、FRPも褒められるとは驚いてしまった。日本でもある程度のレベルでは認められているのだが、レベルの高いブランドエアロでは採用されない。
ここで、私は閃いた。。中国市場では、良い品質商材があれば、FRPエアロはまだ販売出来る。
日本品質を上手く中国生産させ中国人価格で販売、広報に力を入れれば、コピー品質商材には必ず勝てると言う事が理解出来た。
現在の中国の数多く点在するチューニングショップの社長。
5年前から始まった文化。この5年間の道のりは、より良い商品を手に取り見て理解し、お客さんに勧めて利益を得たいと言う社長が中国に多いことを今感じている。

中国エアロ
 
 

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