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中国の今

中国の今

変化する中国の今をお伝えします。

 

中国都市部で起る数々の諸問題。

中国の諸問題。。。。

教育データ情報会社の麦可思(MyCOS)がこのほど、2008年中国大卒者就業報告をまとめ、結果を公表した。
それによると、2007年に大学を卒業した若者495万人のうち、現在も職につけていない人が60万人いることがわかった。
その失業状態の60万人のうち、現在も就職に向けて前向きに活動を行っている人は44.55万人、また研究や留学に向けて準備中の人は4.46万人、就職も進学も諦めて親のすねかじり状態にいる人が10.99万人となっている。
すねかじり状態の人は女性より男性のほうが多く、女性の数は男性より約30%少ないということだ。
同情報会社の調査によると、失業者が60万人もいることの原因としては、多くの学生が就職活動に取り掛かるのが遅れたことと、適切な就職指導が受けられなかったことが上げられている。

日本もそうだが、中国も酷い。スネかじり。上海の飲食店でもこの様な人々を良く目にする。
親が急にお金を持ってしまい、子供を甘やかしている。
日本風の服を纏い、ヘアースタイルも日本風というか5年前。
それも、目立つのは男の方だ。。。。
よくもまぁ。もうちょっとトータルバランスを考えろよ。と思うことが多い。人の事は言えないが。
中国人は、女性が確りしていると良く思う。
女性は、親を大事にし親のことを第一と考えている人が多い。
この辺は日本と違うところなのかなぁと思うところ。


上海の外来人口が499万人、上海市人口の27%に
上海市の人口計生委員会、上海市社会学学会が行った「大都市への人口集中と社会発展、社会管理に関しての研究討論会」で、上海市への人口の流入が急ピッチで進んでいる現状を討論している。
 出稼ぎ労働者なども含む上海市の総人口は、1990年は1334万人だったが、2007年には1858万人に達しており、年間30万人ペースで増えている。2007年を例にとると、このうち外来人口の数は499万人で、上海市総人口の27%を占めていることになる。
 一方で、外来人口は年金掛け金を納めていないため、上海市の高齢化対策には直接的な恩恵はない。しかし、2007年データで上海市の60歳以上の高齢者の割合は20.8%に達しており、全国平均の倍になった。
 上海市では、増え続ける人口に対して、今後様々な対策を講じる必要があると考えているようだ。そのため、まず海外にいる優秀な人材、経済・金融・交通・貿易に関する人材、技術力をもつ労働人材などの導入を積極的に進め、人口管理を合理的に進めていくことを検討するとしている。

4年前の上海から見て、交通インフラが発展したので、以前より多いとは感じないのだが、
上海は、面積から考えて世界有数の人口過密都市なのは事実なのであろう。
地方から多く出稼ぎ、海外から外国人の流入で、膨れあがっている。
ここまで膨れあがれば、物価も上昇する。
地方から来た中国人に取って、この上海は実は地獄では無いのかとも思うことがある。
上海人は、地方の中国人に厳しいことも影響しているのでは無いかと思う。

中国の不動産、短観では下落の公算大
中国工商銀行の城市金融研究所が明らかにした報告によると、中国の不動産価格は、今年に入ってからの緩やかな上昇傾向から、下落に転じる可能性が高いことを指摘している。報告によると、不動産を開発するデベロッパーの自己資金律の比率が、これまでの35%から30%に下落している一方で、購入者側も様々な政府の規制により、不動産の購入が難しくなっていることと関係があるとしている。また、大都市ではまだ外資の不動産への投入が行われている一方で、資金を撤収する外資も出始めており、下落基調がより濃厚になっていると判断している。
 一方で、不動産価格の下落判断のポイントは9~10月であると報告している。いずれにしろ、中国の不動産価格がターニングポイントを迎えているのは確かだ。

いよいよ来たか。中国不動産バブルが弾けるとき。。。
上海A株が、現在2800ポイント。中国の本当の実力からしては、3000ポイントらしいが。
去年の10月には7000ポイント近く有った指数が、2800です・・・・・。
中国では、インサイダー取引が当たり前。
一般庶民は、証券会社からの古い情報で動いているのです。
大損するのは、一般投資家。
上海でも、もうすでに、不動産投資家は手を引いている模様。
この株価下落で、大損しているのに、不動産を買える人々は少ない。
それも、欠陥住宅を高値で買う心境が分らない。(日本人の意見)
バブルはいつか弾ける。
北京五輪であまりにも規制が国から入り、ホテルの予約率も悪い。
北京の不動産下落は北京五輪前から始まった。

上海も、異常な不動産価格。(日本より高い。)
簡単に言えば、経済、GDPが伸びて行くのは、国民が安い賃金で働いているから起る現象だろうし、
反ベクトル現象で、株価や不動産が異常な高騰で、人民の思考回路がOVERHEAT。

今後の中国の為には、バブルなど一度弾けて、適正な株価、不動産、
そして一部の特権階級(インサイダーを)無くして行かないといけないのでしょうね。

中国自動車
 
 

Comments

 
名無しさん。
こんばんは。名無しさんの意見もあると思います。
現状の中国。本当に先がどうなるのか分りません。
共産党もどう今後コントロールするべきか分らないのではないでしょうか。
13億人をコントロールするのは難しい政治でしょうから。

北京5輪は、中国で生活する日本人にとって迷惑な話です。
工場はストップさせられるし、ビザの更新は出来ない。とか。
滞在していると”うっとうしいな”と思うことが沢山有りますが、
これも他人の国で住ませてもらっているので、あまり文句はいけないと思っていますが。。。。。
やはり、腹立つことが多いです。
4000年は凄い話ですが、この10年までに中国の進む道は決まるのではないかと思っています。
見届けられたよいのですが、もしかしたら私は違う国に行っているかもしれません。
 
a2bodyさん。
どうもです。
中国がどのように進むのか、今の若者達がどのようになるのか。
それも楽しみの一つです。
自由貿易は、難しいのかもしれません。
そのために、”香港”と言う中国を残しているのだと思いますが、
特権的と言う部分というか、”香港”を使用してお金が動いているのだと思います。
バブルは、早めに来た方が、中国の打撃は少ないのだろうと。

現状が、少し異常な状況で、貧富の差が付きすぎています。この状況は、人民達は分っていると思います。
私が日常上海を見渡してみると良く感じる部分です。
このまま、続けば、政治的に難しい局面を向かえるのかもしれませんね。全て憶測ですが。。。
 
話は少しはずれるかもしれませんが、中国での諸問題の要因の一つとして、
全てとは言わないまでも、間違えを正せない共産党一党独裁が有り、影響が随所に現れている感じがしますね。
特に上海では、近年、40-50年の遅れをインフラの整備はそこそこに、急激な勢いで取り返そうとしている無謀な国際化の波は、そのギャップについていけない人がいろいろな形で社会の中で歪み(問題)を作り出しているように感じます。
しかし、今後この広大な中国をいったいどうしたら、また何年掛かったら本当の意味で、国際的に認知される国家になるのか、本当に国民は国際人に成り変われるのか、小さな日本でもやっと始まったばかりなのに、中国では想像もできない。後また4000年待たなければ駄目なのでしょうか・・・
 
その通りだと思いますね。しかし現在はこの特権階級の人たちと、上手にお付き合いすることが、以外にも重要というところが、私も大嫌いですね、中国と自由貿易という日はいつ来るのか、バブル崩壊後ですよね、以外に近いのかな?

 
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