自動車から見る香港、広東の違い。

上海発香港九龍行き。全てが寝台列車だ。

上海駅。この列車だけ別の改札になる。
上海から夜汽車で香港に行く。
上海17時発香港13時到着する。
この列車は、上海駅の中で中国では無くなる変な場所。

香港旅行の上海人が多い。上海語が飛び交っていた。
列車に乗り込む迄が長い。
しかし、忙しく無いので、公安は親切だ。
列車の中は意外に快適。外人1割の率。
香港までは飛行機チケットは意外に高い。鉄道だと片道730元。
香港に到着し思ったのは、同じ中国の様だが、街が綺麗。ゴミが少ない。
香港名物2階建てバスに乗る。

混んでいないし、バスの整備も行き届いている。

車内も綺麗。掃除が行き届いている。
中国国内の人混みは無い。この状況を見て、中国の恐ろしさを確認する。
日本化している香港。面白みには欠ける街に感じた。

1時間半ほど香港を公共バスで散歩してみた。
バスの運転手もマナーは数段に良い。
途中下車し、街を歩く。
当然右ハンドルなのだが、エアロ装着率が、日本より高い。
車種も日本と変わりない。R35GT-Rも香港で初めて見た。
面白いのは、裏道にはラブホテルが有り、車にナンバーを隠す板が有ること。
日本と同じ。
パン屋が有り、焼きたてを売ったので、購入して食べた、やはり中国国内より旨い。
技術の違いか。味覚の違いか。

タクシーの天井に注目!!
香港のタクシーは、クラウンコンフォート。
日本との違いは、天井にABS樹脂の板が載っている。
これは何だろうかと考えるのだが。。。
予測① 香港は熱いので、天井が焼けるのを防ぎ、クーラーを効きやすくする。
予測② 空力安定性能で燃費をUP。(全く根拠有りません。)
予測③ 只単にくっつけてみた。。。。
路に迷ったので、電車の駅までタクシーに乗ろうと思って、乗り込んだ。
「シンセン行きたいので、近くの駅まで乗せて下さい。」という。
タクシーのおじいさん
「ここから近いからもっつたいないから歩いて行きなさい」
親切だった。これも環境の違いなのか。
バスの運転手も声を掛けてくれて、降りる場所を教えてくれる。
中国国内じゃこんな事出くわしたことが無い。。。。

香港のピザハットはベスパを使う。一方中国では電動自転車だ。
物価も高いので、滞在するのは勿体ないと感じたので、普通電車でシンセンに入る事にした。
帰宅時間で混んでいたが、列車も中々綺麗し、お客のマナーも良い。

こんなに近所なのに、環境が変わればこんなに差が出るのに驚いたのは、
シンセンの街に一端入ると、ゴミだらけで、車が一斉に汚くなる。
ほんの10分ほどで、こんなに環境が変わるのも珍しい地域だと感じた。

东莞市厚街
シンセン駅から、バスで东莞 厚街に入る。もっと驚いた。
この街、人が多い感じがする。夜、5時間ほど歩いて散策をしてみた。
深夜1時でも、日本では信じれないほどの多くの若い女の子が街をうろついている。
この子達は、各地方から集まった工員達だ。
労働基準法が変わり残業が少なくなったので、時間が出来たので街をうろつくのだろう。

これ夜の1時の状態
路地裏に入ると、屋台が沢山ある。人も上海より多い。
人が多い=治安が悪い。のは感じる。
东莞 は強盗窃盗が多いので、私も現地人の服装で歩き回るので、まあ問題は無い。

歩き疲れ、タクシーを止めるのだが、何とカローラが多くなってきている。
バイクが禁止になり、バイクタクシーが廃業に追い込まれたのだが、
トヨタと市が協力して、その中で優秀な人に、カローラタクシーの権利を与えたと聞いた。
东莞 地域のタクシーは、メーターがあるのに下げない。値段交渉が普通。
今回試しに、前に乗り込んで、メーターを勝手に下ろす攻撃をお見舞いしてあげた。
その甲斐あり、初乗り6元でホテルに到着出来た。
初乗りが6元。これは中国の市の物価指数を上手く表しているバロメーターなのだ。

広東炒飯は、屋台でもめっさうまいのである。4元。
私的には、ジャンキーでファンキーな「厚街」かなり気に入っています。
中国でも物価が安く、この人の多さがこれからの経済を支える地域なのだと感じたのでした。
中国自動車
書き込み有り難う御座います。
実は、香港行き有るんですよ。
飛行機より安いと思うので、時間があるときは列車旅もよいですよ。