上海 軽油不足でトラック給油待ち大渋滞。。そもそもの原因とは。

普段15分の距離が、1時間以上かかる。
ガソリンスタンドのディーゼル燃料(軽油)が供給不足。
軽油を販売しているガソリンスタンドに長蛇のトラック。
この為に、ガソリンスタンド側は、トラックの大きさに合わせて、100元あるいは200元分の給油規制を設けている。
浦東の外トンネル近くのA20道路では、給油待ちのトラックの影響で、大渋滞。
運転手は眉間を押さえて、イライラ状態で話す
“普段は15分でトンネルに着くのに、すでに1時間待った。どうにかして欲しい。”
トンネルの外で2KM以上の給油待ちトラックで車線が完全に塞がっていた。
長蛇の列は解決されず、ますます増える一方になる。
外環状、宝山、同済路、滬太路近くの中国石化のガソリンスタンドでは、トラックの給油待ちが2キロ~3キロ。交通網は麻痺している。
楊高南路の民営のガソリンスタンド所長は言う。
ディーゼル燃料の卸売りは1ヶ月近く上昇を続けているが、供給不足で、この何日間、毎日品切れになってしまう。

この問題を斬ってみましょう。
なぜ、軽油(中国では“芝油”と言う。)不足なのか。
「中国石化」がもっとも有名だが、中国のスタンドは国営体質を引きずっているので、サービス面は最悪。
世界で一番サービスが悪いのでは無いだろうか。
燃料供給会社は、国に燃料代のUPを申請しているが、
国内Infrastructureの高騰を避けるために、価格を据え置きしている。
日本の約半分の値段。
石油供給会社は、国からの補助金申請をしている。
この申請の許可が長引いている事が、そもそもの原因では無いかと、私は推測している。
ガソリンは、軽油と違い一般市民などが利用するために、供給は追いついている。
この部分を疎かにすると、国内で激怒の問題が発生するからだろう。
とばっちりを受けているのは、軽油を利用するトラック。
生成過程で、ガソリンよりも軽油の方が容易いと思われるのに、この供給不足。
石油供給会社の、補助金を獲得するための”嫌がらせ”とも考えられるのだ。
この現象は、今始まった分けではない。
石油が高騰した去年の10月にこの渋滞は発生している。
その後、一時石油価格が安定して、解消されたが、また今の時期高騰している。
この事を考えると、石油価格高騰とトラック渋滞は比例している。
この渋滞緩和の策は、中国政府が石油供給会社に補助金を与えないと根本的に解決しない。

中国广东省東莞のガソリンスタンド
中国では、「中国石化」のスタンドが多いのだが、実は、CALTEX、TOTAL、出光、BP、など海外の石油ブランドも少しだけある。海外のスタンドの方が、店構えは綺麗。
中国自動車
それは大変ですね。でもエンジンには、97が良いですから、たまにはエンジンにも良いもの入れて上げてください。すこしは、燃費アップすると思いますよ。
TONOさん
アブないよな。トラック。。。中国のトラックは世界一遅い。