上海 個人預金低下傾向続く。。。

上海統計局は、1月の上海経済の運行状況を発表した。
上海市の個人預金残高は、昨年初に比べて21.04億元低下。
貯金資金低下の現象は続いている。
上海市の個人預金残高は9120.16億元で、昨年初に比べて219.04億元低減し、定期、普通預金が低下する。
それぞれ109.38と109.66億元低減。その代わり、ローンは増大している。
中国金融機関からの個人消費の貸出残高は、3101.63億元。
年初に比べて30.44億元増加している。同時期と比べて多く18.72億元増加する。
個人住宅ローンの2890.04億元、30.12億元の増加。
中国金融機関の個人消費の貸出残高の93.2%を占める。
<翻訳>326
上海 市民の貯蓄が低減しているのだが、住宅ローンの貸し出しが多く占める事が理解る。
仕事が安定して、マンション購入できる層が増えたのか、ローンをしてまで家が欲しいのか。
中国人の傾向としては、賃貸では無く購入する考え方が多く占める。
現在、上海 は“結婚”“ベビーラッシュ”この事が、貯蓄減少に大きく左右しているように思うのだが。
日本人の考え方としては、マンション購入としても、“借地”“建設レベル”“場所の価値からして異常なプライス”この事を考えると、上海 でマンションを購入することは考えられない。
中国自動車
流石、上海 在中の日本人。読みが深い。
日本からのマスコミ報道の判断では無く、現地からの生の情報は役に立ちますよね。
この記事を取り上げたのは、景気がよく見えている中国。
でも庶民の貯蓄は減少傾向。ローン拡大。
多分、この様な記事は日本では知らないと思いましたので、取り上げて見ました。