中国自動車市場にインドの格安車販売する模様。。。

インド車 NANO 25万円位

インド自動車メーカーの「タタ自動車」は10万ルピー(約28万円)の低価格車「ナノ」を中国でも試験的に販売する方針を固めた。
有力財閥タタ・グループのタタ・コンサルタンシーサービシズ(TCS)の幹部が明らかにした。タタ・グループはホテルや化学産業でも中国進出を目指すという。15日付で英字紙チャイナデーリーが伝えた。

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この車が、インドの格安車だ。中国も安いと思っていたら、インドもやりますね。。
さて、中国がこのインド車を、本当に輸入するのでしょうか。。色々しがらみが有りそうですが。
さて、インドの「タタ自動車」とは!?
タタ自動車(タタモーターズ)とは、インド国内で第二位のシェア(国産車としては首位)を誇る、インド最大の自動車メーカーです。同社の属する「タタグループ」は、金融や不動産、鉄鋼、食品、通信など、あらゆる分野に進出している、インド最大の財閥グループです。
正式企業名 タタ自動車 (Tata Motors Ltd.)
業種 自動車 (商用車のシェア約55%で国内首位)
設立年度 1945年
株式上場市場 国内(ムンバイ、ナショナルなど)、ニューヨーク
てな感じ。。そしてタダ自動車が、今後展開する方針とは。。。
タタ自動車では、国内シェアを伸ばす目的で「ワンラックカープロジェクト」を進めています。これは、ワンラック(10万ルピー=約25万円)で購入できる、格安の小型車を生産・販売して、国内シェアを一気に奪おうという狙いなようです。インドでは、一般向けの乗用車は小型車(コンパクトカー)が主流で、約8割が小型車です。しかもその過半数のシェアを日本のスズキが占めているという現状です。
このシェアを何とか奪い取ろうというのが、タタ自動車の仕掛けるワンラックカープロジェクトです。トヨタやホンダやBMWなどは、中国市場と同様に高級車の販売に特化した販売戦略を取っているため、コンパクトカー市場でスズキに対抗できるのはタタ自動車以外にありえないのが現状です。成功すれば、一気にシェアを奪い取れる一大プロジェクトだといえます。
一部では「25万円という安値で自動車を販売したら、利益が上げられるのか?」という疑問の声も挙がっています。しかし、たとえこのワンラックカープロジェクトで利益を上げられたかったとしても、タタ自動車は大した痛手を被らないだろうと考えられます。そもそもこのプロジェクトは、利益を上げることを目的としたわけでなく、市場シェアを奪うことで会社のブランドイメージを上げる、広告塔としてのプロジェクトだと考えるのが妥当だからです。
何よりインドでは、2006年からトラックの過剰積載規制が開始されました。皆さんもテレビで見たことがあると思いますが、インドを始めとする途上国では、明らかに積載量オーバーで走っている自動車・トラックが町にあふれています。その為、安全面を考慮して積載量の規制を設けることとなったのです。
この為、トラックの需要が大幅に拡大することは確実です。トラック部門でも大きなシェアを持つタタ自動車にとっては、業績拡大の大きなプラス材料になると言われています。日本の自動車メーカーも、軽自動車やコンパクトカーはあくまでシェア獲得目的や広告塔として見ており、利幅の大きい高級車で利益を上げているのが一般的です。そういった意味では、タタモーターズの(広告塔としての)ワンラックカープロジェクトも、業績拡大を目指す上で極めてまっとうな企業戦略だと言えます。
インドの自動車普及率は約 1%に過ぎません(2005年段階)。経済成長と共に国民の所得も大幅に増加していくので、将来的には世界一有望な自動車市場だといえます。トヨタやホンダ、BMWやルノーなど、世界の大手自動車メーカーが次々とこの国に進出していることからも、その将来性の高さが裏打ちされています。

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と、総括してみると、中国車もプライスダウンを迫られていますよね。
日本車に比べると、性能的に、やはり劣り、設計が古いですので、
世界での自動車プライス戦争は、「中国車VSインド車」になりそうですね。
安全性、壊れやすいのは別として。。。。。



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中国自動車
25万円カーと高級車『ジャガー』ブランドと一緒に考えてもらっちゃ困る~!