中国自動車業界 ”イエローハット”
山東省ジーナンで本日、カー用品店“イエローハット”がオープンしました。
中国では早くから進出している大型ショップです。上海では良い集客率を稼いでいるように思われます。
日本の10年前位の品揃えでの展開ですが、中国での特色で、洗車機が置いてあると言う事です。以前のブログにも書きましたが洗車は利益が取れますので、この事を踏まえ中国で洗車サービスも行っているのでしょう。
日本では洗車と言えば、ガソリンスタンドですが、中国のスタンドは国営ですのでサービスが悪すぎます。サービス精神ゼロの業種の一つですので、洗車サービス業が一つのビジネスとして認知されているのですね。
本日のイエローハットのオープニングですが、かなりの失態を出していたと思います。
まず目玉の洗車機がつぶれている。
オープン記念で洗車無料サービスだったみたいですが故障を修理するのに従業員総動員で対応。かっこ悪いですね。事前に試運転などで中国製洗車機ですので安定して稼動するか確認するべきです。
私が外から店の写真を取ろうとしたら、物すごい剣幕で注意される。一応お客様なのだからこの様な態度は慎むべき所ですし、日本企業の看板を背負って営業しているのなら、上っ面重視ではなく、サービスと言うものの根本的なことから教育するべきです。かなり腹が立ちましたね。あの態度ではこちらも謝りたくはないですよ。この店はフランチャイズかもしれませんが日本の担当者も厳重に注意した方がよいでしょう。
このクラスの投資額からして、車の出入りが悪すぎます。あれでは反対車線から店に入れません。中国だからと言えばそこでお終ですが、もう少し詰め考えて店作りをすれば良いと思いました。店の中もデッドスペースが多すぎ、商品陳列の一貫性が無い、ポップなどの説明不足、リピーターはかなり減ると思っています。
今日は辛口で書きましたが、資本能力だけで中国展開する企業、私ははっきり言って嫌いです。

