中国食文化の最大の欠点

中国には沢山の地方料理が有る。
広東、四川、上海、湖北、毛家菜、シンジャン、北京、西安など、まだまだ沢山ある。

北京ダックの皮を削いでいる。

北京ダックセット
この料理方式から見えてくるのは、やはり中華料理。
日本人にはどれも一緒に感じるのである。
私自身、かなり地方中華料理を食した感想は、
旨味が少ない、中華鍋一つで調理する料理が多く、
料理の数は多くあるのだが、
どれも味が劇的に変わらないのだ。
毎日食べていると飽きが来る。
この事は、若い中国人も同じ事を考えているようだ。

マクドナルドは若い子達でいっぱい。中国の40歳代以上は客は極端に少ない。若い子達から味覚が変化してきている現象。
日本でも30年ほど前に、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルドが現れた。
あの頃は、アメリカのファーストフードがとてもご馳走に思え、味も変わっているのでとても美味しかった。
今、中国はその“ケンタッキーフライドチキン、マクドナルド”が大ブーム。
中国全土に、展開している。都心など100m先に同じファーストフード店が有るのだ。
現在の日本では想像も出来ない。店舗出店のリサーチなど問題外だ。
中国人のファーストフード店で見ていると“ケチャップ”を大量に食べている。と言うか、ハンバーガー購入時に必ず2個は付いてくる。
味覚は変化してくる物なので、今後、中国も多国籍料理店が流行るのだろうと思う。
現在は、日本料理、インド料理、韓国料理店が、進出しているが、
どれを取っても、日本で食べる外国料理の方が、
旨味を引き立てる技術で、美味しく感じる。
日本で子供から大人まで人気のあるカレーの浸透率が中国は少ない。
スーパーでもカレールーがあまり売られていない。
私が、中国人にカレーを作ってあげてご馳走すると大変喜んで食べてくれる。
只の、日本のカレールーで作ったカレーだ。
中国人に、このカレールーが欲しいと言われる。
日本では、店独特の味を堪能できる。流行っている店は、味を研究しているからであろう。
中国は、まだ中華料理だけで、世界の味をミックスする技術が無い。
ケチャップ→牛肉文化→多国籍料理→旨味を追求した食べ物
と変化してくると思う。
中国人の食文化で最大の悪い所
料理の量が多すぎる。一つ料理の量が多すぎて、皆、残している。
なんてもったいないことをするのだろうか。店で見ていても大量に注文して、残している。
13億人の食を調達するのにどれほどの貯蓄いるか、だれもその事を考えていない。
そんな中国に、今現在、豚や鳥、卵、米が値上がりしている。
この状況は、農村から起こっているようだ。
一番の被害者は都市圏では無く、農民達に被られている。

農村はまだ釜戸で調理をする。

農村では年一回、家畜している豚を解体し貯蔵して食べる。
都市圏の人々は、大量の食料を食べ残す。
この事は早急に都会に住む中国人が考え直さなければならない。
先日、日本から中国に米の輸出が始まった。

中国自動車
上海視察ご苦労様でした!!
ぜひ、上海で新しいビジネス展開を考えましょうね!
ィフォンにも伝えときます。
こうさん
そうそう!!カレーのルーハウスのバーモントカレー。
あれしか、中国向けは無いですよね。
でも、カレーの黄色みが薄いの、まずそうでチャレンジしていないのですが。
一度チャレンジしてみます。