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中国の今

中国の今

変化する中国の今をお伝えします。

 

エアロパーツ(ボディキット)について

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TSX 03-05
現在の自分の本業、この業界に付いて辛口で少しお話しようと思う。

私はこの業界は閉鎖的だと今現在考えている。
ブランドエアロ、安物エアロ、コピーエアロが今まで台頭していたが、
今現在、メーカーがエアロバショーンとして純正オプションもしくは、完全なる純正装着でこの市場を
メーカーは捕らえてきている。
果たして、既存のアフターパーツメーカーはこのままの現状で、天下のメーカーに太刀打ちできるだろうか。
結論は無理。

現在メーカーは100%リサイクルする方針。この現状は、FRPではもう達成できない。
ABSもメーカーに取っては古い。時代はPPインジェクション方式に変わってきている。
既存のエアロメーカーは、ABS、PPの機械を導入することは出来るのか?
結論は無理。巨額な投資がいる。
と言うことから、今現在、日本で対応できる工場を探し委託生産する事になる。
しかも、工場は日本でもまだ少なく、工場はフル稼働でメーカー優先になるのは必須。
価格も当然合わない。メーカーの大量注文のコストダウンに太刀打ち出来るはずは無いのだ。
それに追い討ちして、メーカー純正でエアロを販売してきている。

デザインで売る?ブランド名で売る?
現在のメーカーは優秀なデザイナー確保している。現在の日本人の支流から言えば純正装着品を選ぶのが大多数ではないだろうか。純正部品装着品になると極端に値段が安くなる。それも塗装付だ。

この冷え切った日本のエアロ業界で抜本的な改革をしなければ、生き残れるメーカーは数少なくなるだろうと思う。
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Cobalt 05-up LS

USA市場を開拓する?
今現在USAで本当に利益を上げている日本企業は1社のみ。
コピー商品が多数出回る、極悪コピー大国USAで日本の価格で販売できると言うのだろうか。
それと共に、USAは訴訟国。一旦訴訟が起こると、会社は即座に倒産だ。
これに対応できる正規エアロを生産できるのだろうか?

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北京国際自動車ショー当社ブース

今まで私はFRPで広報してきたが、これからはPUでこの業界に広報して行こうと考えている。
日本の噂か、今までのPU製品の精度の悪さを口にする業者さんが多い。
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今までのPUとは、全く違い、世界で認められている事を実証していこうと考えている。
製品精度、テクノロジーを持った中国の製品はけして安くないと言うことを頭に入れて中国のシステムを勉強して欲しい。


百聞は一見にしかずと言うことわざを再認識して欲しい。

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Comments

中国の道 
ひどいところもありますから
エアロパーツ装着したら慎重に運転しないとね。
私のようなローカルの工場周りでは無理かな。

量産品は射出成形するんだしょうね。
だいたいがロットがすくないからコスト下げるのは大変ですね。
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