中国国産自動車の輸出管理強化& 10月1日より上海の排ガス規制がさらに厳しく

中国商務部では、中国から海外に輸出される中国メーカーの自動車に対して、健全な市場育成のために審査を厳しくすることを表明している。早ければ、2007年度にも何らかの政策がとられる見込みだ。
2005年現在、中国では1025社の企業があわせて1084309台の自動車を輸出した。ただ、1社あたりの平均にすれば1058台に過ぎず、このうち10台未満の輸出を行っている会社が600社にのぼる。このため、アフターケアなどを考えると、中国の自動車の輸出は利益を得るにはまだまだ程遠いのが現状だ。
その通りの報道だろう、中国産の部品の供給システムが整っていない。まだ未成熟な中国車が、世界で認知されるのには、部品供給システムを完全にしてからだ。
上海ネタもう一つ
上海市政府は、2006年2月16日より段階的に排ガス汚染の基準を満たしていない自動車に対して規制を強めてきたが、10月1日より「環境保全シール」を取得できなかった自動車に対しては、内環状以内のすべての道路で、朝7時から夜20時までの通行を禁止する。違反した場合は、200元の罰金が課される。なお、上海市以外から来た車で、上海エリアに7日以内しか滞在しない場合は、環境基準を満たしていなくても内環状以内の上海市中心部の走行は可能。
写真は、車に貼られた上海市の「環境保全シール」
今年の2月に、排ガス汚染基準の規制が出来た。
しかしながらどうだろうか!現在は新車のオンパレードなので、排ガス規制に掛かる車は”サンタナ”ばかり、「サンタナ狩り」とでも言いましょうか。
排ガスに規制に引っかかる車の多数は、地方の不正登録ナンバー車が上海には多いので、いたちゴッコに成るであろうが、警察の今後の取り締まりにかかっている。
環境シールも既にコピーが出回っている。

上海市にすこし提言したい。
①地下鉄の早期建設。これは頑張っているようだ。
②公共バスを、クリーンな車両に換える。
③サンタナを廃止。
④排ガス規制をする前に、運転マナー教育を徹底する。
うん?!
都市構造に欠陥があり人が多すぎる。
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何をしても無理。
中国自動車
エンジニアの安全認識が全く出来ていませんよね。
本当に感じます。
外装などの単純手作業品は、良いのですが、精密電子部品になると、殆ど開発などは無理なんでしょうね。
家電も、中国国内で売っている物は、安かろう悪かろうです。
日本の家電は本当によいと分かります。