中国の今

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変化する中国の今をお伝えします。

 

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日本の当たり前を中国で武器にする②

日本の当たり前を中国で武器にする①から続く、

中国に進出を考えている方々からいろいろな相談を受けます。
その中で「中国は日本より遅れているから まだ早すぎるんではないか?」というような質問があったりします。

はてまた、そういう風に見下していては、中国のポテンシャルを見くびり過ぎです。
追いつけ追い越せで 韓国はどうなりましたか?
中国はそれ以上のスピードですし、世代や地域や民族においてのさまざまなばらつきはありますが
カオスの中で一部であっても大きな市場があるなら 日本でも最上質、アメリカで最新のものを体験したいというターゲットが生まれているんだと思います。
贅沢する事、上質なものを味わいたい体験したいという層に対して おもちゃや偽物では通用しません。
本物を提供する時代ではないでしょうか?
では 日本が誇る上質さで一番真似もできず欲しいものとは何でしょう?
iphoneも金さえ出せば本物がすぐ手に入ります。
ロールスロイスやベントレーだって欲しい人は中国国内で買えます。
一番贅沢な事、それは最上質なサービスではないでしょうか?

今もんてが 中国市場向けに企画を練っている「ジンギスカン料理専門店」の企画でも
日本では当たり前のサービスやアメリカの顧客向けのメソッドで行われている制度などを中国化し、組み入れようとしています。
では、その一部を公開しましょう。

<サービス篇>


①店員が客の目を見てニッコリ笑ってくれる。

当たり前で申し訳ないのですが、マクドナルドでいうところのスマイル0円の提供。
その当たり前が出来ないのです。
中国では、言わなければ、要求しなければ、しないのです。
従業員全員がお客様と対応する全ての時に常にバラつきのないキチンとアイコンタクトの取れるさわやかな微笑。
もちろん、スマイルコンテストも実施、出来れば評価し、それをしなければ減点評価と罰金で対処対応。
これは徹底させなければなりません。
徹底させることはとても困難のように思われますが秘策があります。
ま、これは秘策という事で ご勘弁を

②焼肉なのに客ではなく店員が焼くサービス。

これには、二つの意味と効果があります。

一つ目はサービスの高級化です。
焼肉や鍋というのは、自分で焼いたり、自分で具材を入れるのが普通ですが
ジンギスカン鍋を客に焼かせると最悪というか普通に野菜炒めになってしまいます。
野菜炒めでは、いくら日本の北海道の料理だと言ってもお金を高くいただけません。
そこに手を掛け、焼いてあげる事で 高級化するのです。

二つ目の意味と効果は、食べ方指南と味の安定品質化です。
ジンギスカン料理を客に任せておいては、中国では、客が何をしでかすか分かりません。
勝手な焼き方やタレのつけ方でせっかくの味が台無しです。
前述したように単なる野菜炒めになってしまいます。
野菜で肉を蒸し焼きにして 独特のタレで食べるというジンギスカンの豪快でありながら繊細な食べ方と味を安定品質化する為に
店側で調理するわけです。もちろん、慣れてきたリピート客で希望があれば、自分で焼かせますが
食べ方や焼き方に関しては、説明書や説明ビデオを用意した上で 細心の指導を実施しなければなりません。
それが かしづくサービスにも通じて相乗効果が出ると考えています。
これは 人件費が安い中国だからこそ、またジンギスカンという簡単な手順の料理法だからこそ 実現するサービスだと考えています。

③待ち時間の時間つぶしサービス

日本では 子供用遊具スペースが設置されている焼肉店があったりします。
中国では そういう場所を設置している店は当たり前ではありません。
ロケーションにもよりますし その対象客の世代にもよりますが ファミリー層狙いの場合なら そういうサービスを当たり前にする事が リピートさせる秘訣だと考えます。
また、カップル用や少人数用グループ用には占いやネイルなどを10元程度で提供し、それらも無料券などで 無料になるような企画を実施すればお得感と時間つぶしが両立します。
もちろん、WIFIは必須です。

④テーブルのおしぼりの使い放題サービス

焼肉は 口の回りが汚れがち、おしぼりやナプキン1枚だけで済むとは思えません。
かと言って おしぼり使い放題とは、手間もコストもかかってしょうがありませんよね。
でも それをやるからこそ、価値が出るのです。 これにも秘策があります。
日本でもんてがやっていた中国火鍋料理店でとても好評なサービスでした。


⑥パーフォーマンスサービス

鉄板焼のコックまでとは言いませんが 食の楽しみ+眼の楽しみ+そして知の楽しみです。
例えば、料理を運ぶ間、もしくは テーブルに出す時に 仕掛けというかパフォーマンスを入れる事を企画しています。
こちら中国に来て飲食店運営をしてわかった事は、簡単なネタでも素直に受け入れてくれる事です。

⑦トイレ

可能な限り、男女を分け、女性用は、中式とウォシュレット2つ設置、男性用は、大小を分ける。
さらに徹底的で清潔なサービス、ハンドソープ、おしぼりやハブラシも服務員が常に携帯して手渡しできれば完璧でしょう。
日本のようにフリーにしてトイレにおくと必ず、持って帰る客がいるからです。やはり 歯止めはどこかに持たないとならない国です。
30分に一回、トイレチェックを欠かさずに行うシステムづくりも必要です。

⑧雨が降ったら傘無料貸し出し

これも歯止めの為に電話番号をもらいますが 雨の日は傘を無料で貸し出します。
派手な絵柄で どこからでも 店がはっきりわかるようなデザインの傘です。

⑨お使いサービス

メニューにないものであっても要求がある時の為に
近くのコンビニやタバコ屋などの商品価格を事前にサービスメニューをデータ化して作成しておきます。
価格は、単純に基本は、1アイテム5元プラス。
もちろんとんでもない要求(他店からの出前や飲食に関係ないものの注文)には対応しませんが
サービスメニューリストを事前に幅広く作成しておくことで 客の満足を引き出します。
また、このお使いサービスとも言えるサービスメニューの収益は半分は本人、あとの半分は、全体でシェア―します。
こうすれば、嫌がらずにお使いをするようになります。

また 持ち込み価格の設定も事前にしておく予定です。
但し、誕生日の時のケーキなどは免費にしておかないと逆効果です。 


★上記のようなサービスは今日本国内でもすべての飲食店で行われているわけではありません。
ですが 中国は急速に豊かになり、贅沢になりました。
しかも そこに情報が自由に手に入れられるようになったのです。
世界中の情報がインターネットで中国に入ってきているわけです。
全部じゃないじゃないか?規制がるじゃないかという人もいますが
情報というものは、手に入れたい人々は、どうやってでも手に入れるものではないでしょうか?
そしてその情報をもとに今まで以上にいいものを手に入れたい。味わいたい。体験したい。という欲を抑える事が出来るでしょうか?
サービスであっても同じです。そして 圧倒的な13億人という人口の中に数パーセントそういう人々がいるだけで
そこに確実な市場が形成されるのが 今の驚異的な中国の現状だと感じています。

ではそのサービスを行うためには、どうすればよいのか?
そうです!!そこです!
今、これを読んで 「そんな高度な、日本でもまだやっていないようなサービスを中国人材で出来るとは思えない。」
そうお考えになった方も多いと思います。

その人材確保や運営については、日本の当たり前を中国で武器にする③でお話しします。

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上海不動産(内環状)の歪。

P1110219.jpg

街を見渡すと、5年前に比べると不動産屋が減っている。
当たり前と言えば当たり前だ。建てる場所も少なく、ある程度開発が終わっているから。
依然として、内環内の物件は高過ぎる。
例を挙げてみましょう。(億ションでは無く、ある程度わかりやすい物件が例とします)
地下鉄1号線9号線10号線徒歩5分圏内。場所は徐家フイ
築8年88平米。販売価格360万元(4330万円)内装は何とか日本人でも耐えられる。

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1平米辺り4万元(48万円) 因みに蘇州の新築1平米1万2千元(14万5千円)
さて、この物件を賃貸にすると。
1ヶ月6500元~7000元(78000円~84000円)
1年家賃収入は、(仮に7000元とする。)84000元(100万円ほど)
家賃収入で元を取るには。。。
もう計算式は要りませんよね。

自分で住んでいなければ、大赤字で有ります。
不動産屋に行くと、売り物件ばかりで、貸し物件が異常に少ない。
貸せば損するという概念です。

P1110225.jpg

例えば、築15年。「華山花苑」78平米。
家賃は4500元ほどなのだが、売り物件数は200件。貸し物件は8件。
売り物件など全く持って動いていない状況。

築10年、15年、20年。日本で言う幽霊が出てきそうなボロマンション。
これに1平米3万元も出して購入する”あほ”もいないであろう。
内装も遣れているし、水回りなども最悪。補修補修の嵐。耐震設計でもあるまいし。
そして、現在の上海。老朽化=20年もすれば廃墟状態のマンションが殆どです。
まず、全てとは言いませんが、多かれ欠陥住宅で有りましょう。

このポイントを報じているマスコミなど有りませんよね。

要するに、マンションの評価額が高すぎる訳です。
誰が基準で吊し上げたのでしょうか。温州人?それとも政府筋?
温州人も夜逃げ状況で有りますし。
まさしく、この評価額は今の上海としても高すぎます。

この5年の間で、内環状から外環状に流れた人口16%。約320万人。
地域経済が動くはずがありません。税収も激減でしょう。
完全なるOffice街にすれば良いのでしょうが、それも出来る状況でもない。

不動産の価格の適正化をしないと、これから、上海はもっと歪みます。
10年もすれば、上海は小汚い廃墟マンションが建ち並ぶ街に変貌してしまうでしょう。

P1110224.jpg

現在、上海で不動産を購入している人はいないでしょう。
現地の上海人のおっちゃん、おばちゃんが言いきります。「来年には不動産値下がりするよ。」
なぜか、収入と家賃バランスの悪さ。そして食料品などの物価上昇で、庶民の怒りは、かなりのものかと。

現時点、「華東地域」で飲食業、販売会社設立するので有れば、
昆山、蘇州、無錫、杭州、常熟などが比較的家賃も安く、地方都市レベルも高いですのでお勧めで有ります。
適正ではない不動産価格の上海では、もう少々時期を見た方が良いかも知れません。

                                           by  326水島

中国自動車
上海不動産



 
 

日本の当たり前を中国で武器にする①

中国に来た当時、飲食店を始めるにあたって まず考えたのは そのサービスの仕方や給与制度でした。
日本で当たり前のことをやろうとしたのです。
それは
「いらっしゃいませ」であり 
「ありがとうございました」であり
ウェイトレスやウェイターでもトイレ掃除をする。という
日本では当たり前の事を実施しようとしました。

また、給与面でも昇給するような仕組みを当然のように実施しようとしました。
が、まず、抵抗に有ったのが 皿洗い、トイレの掃除などを ウェイトレスもカウンター内のバーテンも店長でさえしないのです。

中国では、完全に仕事が縦割りで トイレ掃除はトイレ掃除専門、皿洗いは皿洗い専門だったのです。
驚く事に「いらっしゃいませ」をいうのでさえ、一つの職業、職務なのです。
そのポジションの人間は、頭を下げて「いらっしゃいませ」(歓迎光臨)というだけの仕事でした。

彼等は、ウェイトレスでもないのです。頭を下げて店内に案内するだけ。
そして 中にいるウェイトレスやウェイター(服務員)につなぐだけが仕事。
注文も取りませんし、ものも運ばない、客から何か言われても対応しない、別な服務員を呼んでそのテーブルに行くように言うだけ。

日本の喫茶店の当たり前のように アルバイトであっても 店長であっても マスターでもママでも 忙しければ トイレ掃除だって皿洗いだって
レジ打ちだって 食器だって下げる。というようなことはありませんでした。
逆にトイレ掃除のおばちゃんは、皿洗いもしないし、下膳もしない。ありがとうございましたも言わないのです。。。

その代わり給与は固定でほぼその職位や業務内容で給料の相場は決まっています。
そこを 今度は 昇給できるような給与制度を取り入れようとしました。
同時に 縦割りの業務内容を変えようとしました。
皿洗いのおばちゃんにトイレ掃除をさせ、アルバイトの女の子に簡単な飲み物やサンドウィッチ等の軽食を作らせ、それが出来れば、給料も時給も上がるようにしようとしたのです。
ところが 今度は、中国人の知人たちから反対が入りました。その必要はないというのです。
そんなに給料を上げてはダメだというのです。さらに店長も自分の給料が上がることについては反対しないのですが
人を入れることばかり人数(ひとかず)ばかりを要求するのです。
いくら 少数精鋭で給料を上げるんだと言っても当初は理解しませんでした。
人数が少なければ、かっこ悪いだの、それは自分の仕事じゃないだの、彼らの仕事でもないだの。。。
若干、それに負けて 給与制度なども自分の考えをつき通せずに彼らの言う事を聞いてしまいました。

でも その後少しづつですが 変えて行きました。
結局、当初の考えに近いシステムを作ったのです。
その分、給与も上げました。逆に言う事を聞かないと罰則や罰金制度も作りました。

店内のサービスに関しても なにせ、日式の喫茶店というか、珈琲館なのですから 誰でも日本語で「いらっしゃいませ」を言わせました。
言わなければ注意と警告と罰金で対処しました。この点は、日本では必要もない事ですけどね。
言えば、評価して 時給をあげたり、職位をあげたりしました。飴と鞭を実施したのです。
その結果、完全ではなかったものの、かなり自分の考えてた方向になって行きました。
客の評判も良くなってきました。やはり、日本で当たり前の事は客にとっては快適なのです。
当たり前のことは、店としては、すべきなのです。
伝統だから 慣習だから 歴史だから ここは中国だから には、負けてはならないのです。
当たり前を武器にする。まだ、それが中国では通用します。それが価値になりえるのです。
それも今後は 中国でも当たり前になっていくと感じています。
そうなってからでは、何の価値もない。遅いのです。

例えば、今もんてが 中国市場向けに企画を練っている「中国国内におけるジンギスカン料理専門店の展開」の企画でも 日本では当たり前のサービスやアメリカの顧客向けのメソッドで行われている制度などを中国化し、組み入れようとしています。次回は、その一部を公開しましょう。

【日本の当たり前を中国で武器にする②】に続く
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