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中国の今

中国の今

変化する中国の今をお伝えします。

 

華東から華南に移動完了。

華東から華南に移動完了。

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昆山市自宅からの夜景

厳密に言えば、江蘇省昆山市から広東省東莞市常平の約1700KM南に移動した事になる。
気候も亜熱帯気候で、この高温湿度に慣れるまでには1ヶ月は必要ではないかと感じている。
栄養ドリンク、レッドブルの上級版のタウリン(牛序キ酸)370mgも効かないので、
大塚製薬のタウリン1000mg、ファイト一発「リポビタンD」中国現地版を毎日飲用し、
この高温多湿を乗り切っている。
だいぶ体がこの気候に慣れてきてきたようには感じているのだが。。。
今は、東莞市常平のど真ん中近くに住んでいるが、この地域日本で言えば、
新宿歌舞伎町ような感じがしてる。
音楽コードで言えば、”Cdim7”かなり訳がわからないサウンドを醸し出している。
ファンキーでジャンキーで有るが、まだ、このコードを上手く使える情報量は少ない。

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東莞市常平自宅近辺

まあ、面白そうな街で有るのは確かで、人間くさい街。

仕事の方は、中国国内新規開拓販売構築の基礎固め中で、色んな情報を収集している最中。

今現在は、広大な中国の地域での違いをあらためて感じ、新しい環境で、コード進行(流れ)を
感じ取れればと、今現在思っている。

中国自動車


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華東地域を離れ、華南に行く。

8月8日に、約3年住んでいた「華東地域」を離れる事になる。
次の新天地は、広東省東莞市。
この地域は、广州市と深せん、香港の丁度、真ん中に位置する工業製品製造の都市。
華東地域で例えるのならば、上海、蘇州との真ん中の昆山市の位置関係に似ている。
中国での市での税収は、東莞市が1位、昆山市が2位と、極力、似ている環境。

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昆山市は、台湾企業が多く進出している。日本企業有るが、東莞市と比べると少ないかもしれない。
サントリー、マキタ電工、シマノ、トヨタフォークリフト、後日本有名自転車メーカー等々。

東莞市はまだ、調査していないので、どの様な日本企業が有るのかは分からないが、
日本の中小企業の中国工場としての地域であることは間違いないと感じる。

今思うことは、上海は非常に住みにくかった。(人情的な部分)
商品は満ちあふれているが、音で言うと、不協和音が都市に響き渡っている。
音は12しかないのだが、それを構成する和音の響きが、自分にはもう合っていない感じる。
上海を、和音で例えると、「Cm♭5」♭5とは、JAZZで言うとブルーノートと言う。
この音をコードに加えることで、ブルーな響きを与えてくれる。
しかし、上海の現状は、この♭5の調律がずれ、不協和音に聞こえてしまう。

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上海の高級ホテルに置いてあるピアノ全て、調律をしていない。
ピアノは、ピアノ線を弾いて音を鳴らす。
調律をしなければ、線が延び正常な周波数(音程)が出なくなる。
だから、どんな凄いプレイヤーが弾いても、人に感動を与える事は出来ないし、耳障りになる。

昆山は、コードで言えば、只の“C”。単純明快。。
何も考えなければ、昆山は暮らしやすいが、ファンキー&ジャンキーでは全くない。

次の拠点の東莞市は、何回か訪問したことがあるが、その印象は、”Cadd9”
まあ、住んでみれば、このコード(響き)が本当の物であるのかは理解できるので、楽しみな所。

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※ブログはDISKTOPPCで書いているので、
今日から何週間か分かりませんが(東莞ADSL契約)一時更新ストップします。
なるべく、ノートPCから更新したいとは思っていますが。。。

中国 華東 華南
 
 

人民元レート改革から4年&中国銀行、海外初の人民元現金業務

人民元レート改革から4年、対ドルレート20%上昇

人民元レート形成メカニズムの改革が行われてから、21日で丸 4年目を迎える。
05年7月21日当時に比べ、人民元対ドルレートの累計上昇幅は21%に達した。
しかし注目に値するのは、人民元の上昇は多くが今年以前に発生し、
人民元の実質実効為替レートは今年に入って4.41%下がっているということだ。
「新京報」が伝えた。

▽人民元対ポンド上昇が最高


05年7月21日、中国人民銀行(中央銀行)は市場の需給を土台とし、
通貨バスケット制を参考に調整を行う、管理された変動相場制度を実施すると宣言。
人民元レートの「波動の時代」が始まった。
しかし初期の段階では、人民元レートは探り程度の小幅な変動しかなく、
06年5月に対ドルレート基準値がようやく 8元を突破し、
最初の1年の人民元対ドルレート上昇幅は1.5%にとどまった。

流動性の拡大と貿易黒字により、外貨貯蓄が次々と新記録を更新する中、
人民元レートは07年に5.5%、08年に10.9%と一気に上昇。
それに伴い、人民元レートの動きも活発になってきた。

20日の仲値で計算すると、4年間で人民元は対ドルで21.14%、対ユーロで3.4%、
対円で1.16%、対香港ドルで20.66%、対ポンドで33% 上昇した。
人民元の上昇で最も直接的な影響が見られたのは、人々の懐は暖かくなり、
1年間の英国留学にかかる学費が4年前よりも3分の1近く節約できるようになったことだ。

▽人民元は来年には再び上昇傾向に

金融危機が爆発して以来、人民元レートが一方的に上昇することはなくなった。
今年に入って人民元の対ドル、対香港ドルレートはほぼ変動がなく、
半年で25ベーシスポイントと35ベーシスポイントの上昇にとどまり、上昇幅はいずれも0.04%だった。
対ユーロと対ポンドレートは下落傾向にあり、それぞれ0.05%と13.2%下落した。

実質実効為替レートは、
名目為替レートをベースにインフレが通貨本来の価値に与える変動影響を省くことで、
本国通貨の対外価値と相対的な購買力を総合的に反映することができる。

今年上半期の中国の輸出は前年同期比21.8%減で、減少率がここ数年で最大となった。
フランスのインドシナ銀行による最新の研究報告によると、
このまま輸出の低迷が続けば、中央銀行が望まずとも、
人民元は今年末から来年にかけて再び上昇し、来年末には1ドル6.5元に達するとの見方を示す。
英スタンダードチャータード銀行の中国担当エコノミスト・王志浩氏も、
中国経済の成長ペースが8%台に安定すれば、人民元は上昇を続け、
従来の計画を再開できると指摘する
[人民網]

中国銀行、海外初の人民元現金業務をスタート

中国銀行がこのほど、フィリピンでの人民元の現金業務を開始した。
フィリピン国内の人民元現金は今後、香港を中継せずに大陸部に戻ってくることができる。
人民元の海外還流メカニズムが改善されたことで、人民元国際化のプロセスもまた一歩前進した。  
「北京商報」が伝えた。

中国銀行とフィリピン中央銀行は7月31日、「人民元現金売買・輸送協議」を締結し、
フィリピンでの人民元現金業務を正式に打ち出した。
この協議によると、中国銀行は今後、人民元の現金売買や預け入れ、引き出し、
輸送などの業務をフィリピンで行うことができる。
さらに現地の商業銀行と銀行以外の金融機関に向けて、人民元口座の開設や
人民元の預け入れ・引き出し、人民元の売買などの業務を行うこともできるようになる。

首都経貿大学の李セイ教授はこれについて、
「人民元の海外還流メカニズムが改善されたことで、
人民元利用の簡便化がいっそう進むことになる」と指摘する。

中国銀行マニラ支店は今回、120万元の人民元現金を市場から買い入れ、
これを大陸部に輸送する計画だ。
これまでは中国銀行(香港)を中継して中国大陸部の銀行システムに戻ってきていた人民元は
今後、直航便で大陸部に戻ることができるようになる。

中国社会科学院世界経済政治研究所の徐奇淵博士によると、
これまでは、中国銀行(香港)が、海外の人民元が還流する唯一の正式なルートとなっていた。
だが流動資金の規制の妨げとなったり中継がうまくいかなかったりといった問題があった。
中国銀行とフィリピン中央銀行との今回の試みは、
人民元還流に直接的でスムーズなルートを与えることになる。

中国銀行の担当者は、
「政策の許す範囲で、フィリピン以外の海外支店でこの業務を広げていく可能性を排除しない」
としている。
徐博士はこれについて、
「このような業務の打ち出しは人民元国際化のために必要なことだ。
同時に、中国の貨幣政策への要求も高まることになる」と述べている。
[人民網]

人民元レート改革から4年で、円と元はかなり影響したと思う。個人的見解。
同額日本円1万円、最悪の時は600元を切り、日本向け商材の決済には大変迷惑困惑した物だ。
基本的には、もう人民元は、世界通貨とも言えるので、元決済を日本でも早く初めてもらわないと
ややこしくて仕方がない。。
フィリピンからスタートしたというが、中国の工場が、フィリピンに移動するのが多いのでは無いか。。
と素人意見でした。

人民元レート改革
 
 

新職場へのPCのリフレッシュ!Windows7に層替え!!

仕事の内容が大幅に変更となるので、
自宅DISKTOP、ノートPCの大幅なリフレッシュ作業をしている。

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本日完全 Windows7 64ビット完全移行!!

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パフォーマンス評価をしてみたが、ゲーム用グラフィックが弱い事が分かる。Google Earthで地球をグルグルさせていると、
グラフィックカード9500GTのファンが弱い事が判明。
熱だれを起こす。。次期は60元で銅ファンを購入する予定。



ノートPCは、1.8インチHDDが壊れたの修理の序でに、
Windows7 RC 32ビット版をインストールした。
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新しく購入した東芝の超小型HDDは、アップル社のリンゴマークが入っていたので,
IpodのHDDとして採用されている商品かもしれない。コネクターの種類が3種類ほど有るので、
調べれば、安価にipodの容量を増やすことも出来るかもしれないが、
OSを確保しておく必要性は有る。

1860g

新品のHDDに交換して、カリカリ音は無くなった。しかしこのHDDは4200回転なので、
プログラムの起動は遅い。お金が出来たら、SSDに交換したいと考えている。
2.5インチHDDで5200回転、3.5インチHDDで7200回転。
先読みするキャッシュメモリの影響も有るだろう。
因みに1.8インチ東芝「MK6006GAH」キャッシュメモリ2M。。。。少なすぎる。。。。。

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東芝ノートのHDD交換はネジ1本外すだけで交換できます。簡単簡単!

今時、3.5インチ1TB 32Mキャッシュメモリがあるのに。。。
仕方がないので、必要最小限のソフトを吟味して、外出時で活躍できる様に変更した。

自宅のDISKTOP(台式電脳)は、大幅にリフレッシュした。
お金を掛けたわけでは無く、今現在使用してテストしていた、Windows VISTA 32ビット版と
Windows7 RC ビルド7100 64ビット版を相互に使用していて、
マイクロソフトのアップデートなどが多く、スピード、安定性、使いやすさから、
完全に、Windows7に軍配が上がった。

Windows7 RCとは、マイクロソフトが正式発売する前に、評価、不具合を解決するために、
テスト版をダウンロード出来るシステムで、10月には正式発売されることは決まった様だ。
評価版を使用して得することは、次期Windows7正式版が格安で購入出来ること。
マイクロソフトからメールが入り、通常28800円位の所を、14400円で購入する権利をもらい、
ネットで申し込んだ。かなり申し込んだらしく、即座に売り切れ!!
発売日に、ダウンロードでその価格で購入出来るのである。

今まで、98、ME、2000、XP、VISTAと使ってきたが、
Windows7 64ビットは非常に処理速度が速い。フォトショップなど3倍ほど立ち上がりが速い。
メモリも、VISTAと同じ環境で使用していても、200MBは削減されている。

皆さんのPCは、X86と言う32ビット版のOSが殆どだと思いますが、
Windows7 64ビット版でも、32ビットソフトもある程度使用できる様になっています。
同じソフトでも、32ビット、64ビットのソフトでは、処理能力が150%上がると言われています。
私も現実、使ってみて、本当に驚いています。
XPでよく見られた“ハング”“フリーズ”はかなり減っており、XPはもう時代遅れのOSだと言えます。
今のPCの性能、価格が下がっている状況で有れば、
Windows7 64ビット版をインストールする事をおすすめしますが、
もちろん、32ビット版ソフトが動かない場合も有りますが、
各ソフトメーカーも、64ビット対策モジュールを開発しアップロードして来るでしょう!

車に例えると、「XPは軽四」「VISTAはアメ車」「7はハイブリット車」に近いニュアンスだと感じます。

自分のDISKTOPは、万が一の時の為に、同じマザーボード1枚余分とHDDを4機で構成しています。

【EASEUS Disk Copy】 というフリーソフトが有ります。
EASEUS Disk Copy
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EASEUS Disk Copy
ハードディスクにインストールされているOSや、パーティション、ファイルシステムといった情報
すべてコピーすることが可能です。
まあハードディスクのクローンを簡単に作成できるというわけですね。
そのため、バックアップやOSの再インストールといった面倒な作業をすることなく、
新しいハードディスクへ簡単に移行することが可能
このソフトを使い、マスターHDDから、控えのHDDにOS、環境丸ごとコピーして、
HDDクラッシュに備えています。
マザーボードを1枚余分に持っているのは、マザーボードが壊れたときも、
同じマザーボードなら、簡単にHDDが情報を認識して、すぐに元の状況に戻ります。
リカバリ作業は非常に時間がとられて、頭も疲れますので、
今はこの対策で万全の体制を整えています。
しかし、この【EASEUS Disk Copy】というソフト、分かりづらいですので、自己責任で使用して下さい。
万が一、元のHDDデータも消えて無くなる可能性が有ります。

と言うことで、8月10日には、華南に移動しますので、
自分の仕事でウエイトを占めるPCを自分でリフレッシュし、新しい仕事に備えています。
その事に集中しすぎて、荷造りがまだ全然出来ていないのですが。。。。。

中国PC生活

 
 

中国電気自動車市場 争奪戦の時代へ?を斬る!

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日産EV試作車「TIDA]

東風日産乗用車公司の関係者はこのほど広東省広州市で、予定より1年早く、
2011年に中国の自動車市場に電気自動車を投入する見込みであることを明らかにした。
ここから多国籍自動車企業が新エネルギー自動車市場の「陣取り合戦」
を加速させていることがうかがえる。
「国際金融報」が伝えた。

地球の再生不能エネルギーはこれから不足に向かい、環境保護意識が日に日に高まっており、
こうしたことを受けて電気自動車を代表とする新エネルギー自動車 が
世界中であいついで開発されている。
ある専門家は、新エネルギー自動車は自動車企業の未来の市場争奪戦における
「核兵器」だと指摘する。

同公司の大谷俊明総経理(社長)は次にように話す。
電気自動車を中国市場に投入した後にカギとなるのは価格だ。
高ければ普及しないことは確実だ。消費者は 環境保護の重要性は認識しているが、
あまりに高い価格では受け入れられない。
よって電気自動車の普及を推進するには、政府の支援が必要だ。
電気自動車の製 造で最も大事なのは電池であり、この方面への投資が重要だ。
電池の国産化をどのようにして実現するかが、私たちの計画で乗り越えなければならない課題だ。

別のメディアの報道によると、米ゼネラル・モーターズ(GM)の電気自動車「ボルト」が
2011年に中国市場にお目見えする予定だが、同社の破綻・再編の影響を受けて、
計画が予定通りにいくかどうかを慎重に見守る必要がある。

中国国内では多くの専門家が、新エネルギー自動車は歩き出したばかりで、
自動車産業の未来の発展方向を代表するものだとの見方を示す。
また電気自動車を代 表とする新エネルギー車は、
中国自動車企業と世界の自動車企業との距離を縮める上で得難いチャンスをもたらすという。
世界的に有名なコンサルティング会社 マッキンゼー・アンド・カンパニーが行った研究によると、
伝統的な自動車産業では中国は世界のトップに数十年の遅れを取っているが、
新エネルギー車では西側企業と同じスタートラインに立っている。

国産電気自動車業界は発展に向けた一定の基礎を備えている。
中国では1992年から電気自動 車への取り組みが強化され、
第10次五カ年計画(2001ー05年)期間には電気自動車をめぐる重大科学技術プロジェクト
が立ち上げられた。
現在、「比亜 迪」や「吉利」といった国産ブランドの自動車企業が新エネルギー車の
研究開発を進めており、相応の成果を上げている。
国内企業であれ多国籍企業であれ、
いずれも電気自動車市場の始まりに当たっての課題に直面している。
東風汽車有限公司の任勇副総裁(副社長、東風日産公司副総経理を兼任) によると、
どのようなビジネスモデルを採用して政府の支援を得るかが、電気自動車の普及推進のカギだ。
米国や日本の例をみると、政府の支援と補助金とが、
新エネルギー自動車を市場に大規模に投入する上で重要な要因になることがわかる。
人民網より

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ご存じ爆発的販売「プリウス」

この中国電気自動車業界、知識もない企業が、投資家を集めて蠢いている。
私も少なからず、この分野で中国がこれから電気自動車に力を入れていく事は理解するが、
それに群がる、技術も経営理念も無いベンチャー企業が、一攫千金の為に
「蟻の巣」如く群がっている。
まず、中国企業は、投資家を募り、1000万元(1億3千万円)ほどの、
工場と設備費、開発費を投資家から募る。

日本でエコ減税適応の効果も有り、販売好調のトヨタ「プリウス」ホンダ「インサイト」。
200万円前後で、このレベルの高い車を購入出来る。
「プリウス」が採用するTHS(トヨタハイブリッドシステム)が2モータータイプ。
1モーターのハイブリッドを採用するのは、ホンダ「インサイト」
新型プリウスのTHSはエンジンを止めても2kmくらいならEVとして動くことが出来る。。。
バッテリー容量を増やして外部電源から電気を充電可能にすれば、
プラプグイン・ハイブリッドにも容易に進化する。

しかし、電池駆動だけでは、最先端技術のトヨタでも2KMが現在の所限界だ。
完全な電動自動車では、同じ出力を出すのであれば、ものすごい巨大なバッテリーが必要である。

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コンパクト化・高出力化と進化著しい新型プリウス用のニッケル水素バッテリー「原材料レアメタル」

ここで、中国ローカル企業が躍起になって、バッテリー技術を海外に求めている。
以前の会社で、私達日本人が、電動自動車の基本シャーシや安全性を確りとしていきましょう!
と真剣に伝えたが、電動自動車協会の偉いさん(か、どうかは知らないが?)
バッテリー技術が欲しいと言うことばかり言っていた記憶がある。
現在の、基本技術では、中国での電動自動車の効率の良いバッテリーを開発する所は
どこにも無いと言う事。「基礎研究の遅れが原因」
例えば、携帯電話のリチウムイオンバッテリー一つにせよ、碌な商材が無い事が証明出来る。

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「プリウス」の技術に戻そう。
プリウスにタコメーターが無い。
エンジン回転を高めてパワーを絞り出すという従来手法ではない。
むしろディーゼル 並かそれ以下のエンジン回転域を使うことで、様々な改良が可能だ。
高回転域で使わないから冷却システムも簡素化できるし、エンジン内部部品も軽量化が可能。
ハイブリッド車は電気モーターでアシストすることができるので、エンジンも工夫され
、燃費に貢献出来る。
バイ・ワイヤ・ブレーキを持っていること。
この技術のおかげで回生ブレーキとフットブレーキ が協調できる。
最新のプリウスはリニアに心おきなく使える。
四輪独立のブレーキ制御が可能。

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旧型と比べバッテリーは25kWから27kWへ、モーターは50kWから60kWに進化している。
モーターは低トルク・高回転(13900回転)とし大幅な小型化が可能となった。
従来回転数が6400 回転であることを考えるとモーター単体では大きな進化。
システム全体のパフォーマンスは2代目82kWから3代目100kWへと大幅に進化している。
さらに排ガス還元システムでは「クールドEGR」が採用。
吸入空気が冷やされるので、よりたくさんの空気を吸うことができる。
その結果、スロットル を開けるから、ポンピングロスを少なくできる。
さらに電動ウォーターポンプの採用や、熱回収システムを使うことで総合的な効率を高めている。
もちろん 軽量化や空気抵抗や転がり抵抗の低減も取り組んでいる。
ユニークなのはソーラーパネルで発電する空調換気システムを実用化していること。
こうして燃費と走りを強化した3代目プリウスが誕生し、欧州でも本格的な販売が始まり、時期は中国国内販売開始。

簡単に説明しても、この日本のハイブリット技術は、中国では真似が出来ない部分であり、
この車をリッター燃費38KM走行出来、シャーシ、ブレーキ、潰れないエンジン、快適性を考えると、
中国の中間富裕層は、必然的に「プリウス」を選ぶことになるだろう。

中国で電気自動車促進と言うのは、
中国で鬼のように走行している「電動自転車」電瓶車に変わる”代替”であって、
根本的なモータリゼーションを、変えてしまう力は、今の中国電動自動車業界には力は無い。
値段を、日本円で40万円として発売するとしても、安全性の問題、バッテリーの粗悪性。
充電する所の確保。
最大の問題は、中国で電気自転車の多くを生産している、「浙江省金華」「江蘇省無錫」
この地域は、シャーシ、モーター、バッテリー、外装など全てにおいて自社開発などしていない。
すべて寄せ集めでアッセンブリーさせた、どのメーカーも似たり寄ったりの、商品。
中国で、電瓶車は何回も購入して乗り比べたが、
最悪としか言えない、使われる部品精度最悪。安全性無視の商材で有る事は確かだ。
もし、中国電動自動車の産地が、上記の地域であれば、私は絶対に購入しない。

安全性、壊れない車両を追求するのであれば、たとえ安価な価格を設定するのでも、
かなりの開発費を掛けなければ、市場に流れる商材は出来るはずは無い。

この部分で前の会社に在籍したときに痛いほど、中国側から理解できたことである。
例え、中国産電動自動車が出来たとしても、
私には全く興味が無く、プリウスかインサイトを購入するだろう。

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※中国電気自動車も、今となれば全く興味が無くなりましたので、中国電気自動車コラムは、今後更新しないと思います。

中国電気自動車
 
 

戸籍改革が年内に始動、都市と農村の同等待遇実現へ 広州

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広州市が推進する「都市・農村戸籍一元化」制度改革が重要な一歩を踏み出した。
「都市・農村戸籍制度改革の実施に関する意見」が29日正式に発布され、
「農業戸籍」と「非農業戸籍」を取消、「広州住民戸籍」として統一登記することになった。

広州「都市・農村戸籍一元化」改革は今後3ステップに分けて行われる。
第1ステップでは、「農業戸籍」と「非農業戸籍」の区分を取消、
両者を「広州市住民戸籍」として統一登記、戸籍制度一元化の総体的枠組みを形成する。
市内南沙区、蘿崗区を最初の改革地域とし、
早ければ1年以内の都市・農村戸籍制度改革の実現を目指す。
また、一部の地域での農業戸籍改革の推進と同時に、
広州市は今後1年以内に全市10区2市の非農業戸籍者をすべて広州市住民戸籍に転籍する。

新制度開始のあかつきには、公安部門は広州市住民戸籍保管資料に
元農業戸籍者と元非農業戸籍者を注記するほか、社会保険部門、労働就業部門、
計画出産部門、国土部門などでもまた相応の注記を設け、身分に基づき異なる政策を適用する。
第2ステップの「過渡期」を経た後、各部門は徐々に関連政策を改革、
都市・農村の「同じ住民、同等待遇」を実現する。この基礎の上で第3ステップに入り、
公安部門は農業戸籍者と非農業戸籍者の注記を取消、真の「戸籍一元化」を実現する。

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資料:
1958年1月,「中華人民共和国戸籍登記条例」制定を境に、
中国政府は人口の自由な流動に対して厳格な制限と政府による管理規制を開始した。
この時初めて都市と農村の住民を「農業戸籍」と「非農業戸籍」
という2種類の異なる戸籍に明確に区分した。
その後条例の修正を通じて、幾度にもわたり「農業戸籍」を「非農業戸籍」に転籍する制限を緩和、
しかし戸籍は現在でも依然として「農業戸籍」と「非農業戸籍」
の2種類の異なる戸籍に分かれている。

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GDPで全国の10分の1以上を占める広東省からスタートされるこの改革法案。
広州限定で始まるわけだが、都市部と農村部での差別的要素、収入的要素が、
名目上緩和されることになる。
現状、景気底打ち感は回復し、広東省の生産工場の稼働率は回復してきているが、
そこで働く出稼ぎ労働者が、帰ってこない人材不足に悩まされている。
ある程度の技巧を持った労働者を、リーマンショックで解雇してしまい、
品質のよい商材が提供できるかも、この地域の問題になるだろう。

人間は人間であり、人情を持って行動しなければならない要素もビジネスには
少なからず残っているだろう。賃金だけの問題ではない。
人間としての扱いをするという事が、中国生産工場側の改革の一つだろうと感じる部分である。

中国 都市と農村
 
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