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中国の今

中国の今

変化する中国の今をお伝えします。

 

現在日本帰国中

現在、日本帰国中です。

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「中国は今」と言うレポートを見て。

週間ダイアモンドのチャイナレポート「中国は今」を読んで、同じ意見だなと感じる。
中国は今
上海の不景気の様子を纏めているのだが、
私もこの状況は、「現場」ミクロ視点で見れるからこそ、感じていた。
このレポートは上手く纏めている。
「困ったときの日本頼みと言うか再進出」
「身の丈に合ったビジネス」
が、果してそんなに上手く事が運ぶのだろうかと、疑問視しています。
「等身大のビジネス=持続性の有るビジネス」を果して、中国人が出来るのかどうか。
私は、対応出来ないと思います。中国進出に置いて、なるべく中国人に頼らないシステムを構築する事が、
リスク回避なんだろうなぁと感じています。

中国庶民にはバブルが弾けたと言う認識はまだ少ないだろうが、2~3年かけてジワジワと浸透して来るのが、
中国的バブル崩壊なのではないかと思います。

GDP7.5%を目標にしたのは、
上記の部分を人民に「景気悪くなりますよ。心の準備をしておいてくださいね」という発信だと感じた。

多くの日本人が上海で仕事をしている。Fビザ、観光ビザで仕事をしている人を入れると10万人以上、日本人が上海に滞在していると思う。
よ~く見渡すと、日本系のコンビニ、飲食店が目に入り込んでくる。
まあ、基本的には客入りは良いと感じる。
ファミマ、セブンイレブンは台湾、香港の企業が実質経営しているが、ローソンのように、
合弁から独資に切り替えて、合弁時の最悪な経営状況から這い上がろうと頑張っている。
ローソンのお弁当、おにぎりは、ちょっと前まで見た目が悪かったが、
この頃、日系らしく見た目も改良してきている。
見た目は分からないのだが、ローソンのおにぎりは、美味しい。
ココが、やはり日系と台湾香港系との違いになります!
こう考えると、「等身大のビジネス」と言うのは、日本経営方式が的に有っている。
実質、これに目を付けているのは、台湾、香港 企業ではあるのだが。

中国人(本土)が本当に、日本企業と付き合うので有れば、中国人の意識改革が必要だと感じる。
中国が高度成長していた時、海外に弱い日本中小企業の多くは、「カモにされていた」
この”カモ”対策の免疫が、つきすぎて、簡単に崩せなくなっている。
「日本人を見たらカモにしろ」という発想を、心から無くさないと、
日本企業は怖くて相手にしない現状。”中国”と言う言葉だけで避けてしまう。
大手スーパーの総経理から2年ほど前聞いた話であるが、
合弁から独資に切り替える作業をしていると。
合弁側の無謀な要求などが原因で、普通の経営が成り立たないと言う事だ。
このため開設時よりも多額の資本を投入し、独資に切り替えている。
それだけ、合弁の問題点が多いと言う事なのでしょう。

「他の国への衣替え」問題が出てきています。
これだけ中国が大きくなったのは、日本からの投資も大きく影響しています。
この意味を、中国人が深く理解出来る様にならなければ、
日本の「衣替え」現象が加速すると思っています。

上海内販進出ブームになりかけていますが、上海の「日本食料理屋」だけで判断するのではなく、
庶民の消費行動をじっくりと観察してみれば、必然的に答えが出るのではと感じているのです。
「上海に住む10万人の日本人をターゲットにするのか、2000万人の中国人をターゲットにするのか。」

中国ミクロ経済
 
 

北京マクドナルドで劣化商品販売の不正の数々が明るみにと言うが。

15日20時に中央電視台(CCTV)で放送された”3・15晩会”で、
マクドナルド北京三里屯店で、
さまざまな商品販売の不正が行われていたことが暴露され反響を呼んでいる。

中央電視台の記者がマクドナルド北京三里屯店に潜伏取材して明らかになった不正は以下のものだ。

①レタス、キュウリ、チーズなどは2時間を超えて調理台の上に放置してはならない、
しかしその規定は守られていなかった。
②厨房にはパイなどフライ製品の保温機器があり、いずれも販売可能な保存時間を過ぎるとアラームが鳴る。
同店ではアラームが鳴ると、中の商品をいったん取り出し、
再び中に入れてアラームを延長する行為を繰り返していた。
③記者が目撃したところによると、ある保温機器では4つの仕切りのアラーム全てが鳴っていた。
厨房担当者は中の商品をいったん引き出すが、捨てずにまた中に仕舞い、保温時間を設定し直した。
その時点で中にあったフライドチキンは保存期間をすでに1時間24分過ぎていた。
④チーズバーガーは製造して2時間以内に販売しなければならない。
しかし午前1時10分ころ、作業台には製造途中のチーズバーガーが2個放置されてた。
4時間経過後の午前5時35分、厨房担当者は乾いて硬くなり変色したチーズを朝のチーズマフィン用に使った。
⑤人気のあるデザート系のパイは製造後90分以内に販売しなければならない。
パイは紙の容器の外側に販売締め切り時間が書かれている。
しかし担当者は売れずに残っていたポテトパイの表記が22時20分となっているのを、
ほんの少しペンを使って23時30分に書き直していた。
⑥ハンバーガー制作途中で、パンにはさむビーフパティが大量に入った袋が破れ、床の上に散らばってしまった。
担当者は床に落ちたビーフパティを靴で蹴飛ばしたりしながらも拾い上げ、そのまま調理し始めた。
目撃した記者がとがめると「油で焼けば細菌は死ぬさ」と答えた。

マクドナルドでは取り扱う食品は厳しく管理されている。
また商品は1秒でも保存期間を過ぎれば廃棄処分しなければならない。
しかし同店では廃棄処分をなくすために、さまざまな不正でもって完売していたという。
記者がこんなことをしてどうするのかと問うと
「すべて統計がとられて成績に反映されるからさ。成績が良ければ奨金がもらえるから」と答えたという。

”3・15晩会”は毎年3月15日に放送される中央電視台と揚子晩報の共同取材番組で、
市民からの告発をもとに様々な消費者の不利益を暴露する。
今年はマクドナルド北京三里屯店の問題の他に、カルフールでの賞味期限切れの食品を販売している実態や、
個人情報を売る闇名簿やの存在などが記者の潜伏取材により明らかにされた。


とは言うがである。
そもそも、中国でこんな規則を守る企業が有るのか無いのか。
なぜ、外資を狙うのか。
中華系の食堂を一度見てみたら、このマクドナルドの状況が、「イカにマシであるのか」

やり玉に上げられるのは、いつも外資企業で有る。
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざは中国には無いのか。

中国マクドナルド。日本に住んでいる日本人とすれば、「なんて言うことだ!!」と憤慨されるで有ろう。
しかし、この現実は、私が中国に住んで目の当たりにする”いつも”の光景なのだ。
これ位で、怒りを全開にしているのであれば、ローカル飲食店に行くと精神病になることであろう。

「下水から食用油を精製する。」
「飲食店の油は注意しないと。。」
これは、普通の中国の人々が普段の世間話で口にしている言葉だ。

まずは、原料からのチェックをしないと、根本的な問題が解決されない。
サービス業。完璧なマニュアル、システムが出来ていても、管理者の目を盗み、楽をする。
管理者と従業員がグルになり、不正を働く。
残念ながら、これが「中国の今」で有るのです。

モラルを形成するためには、高度成長とは違い、時間が掛る物で有ります。

中国の今
 
 

「facebook」に軸を移そうと考えています。中国の今

「facebook」に軸を移そうと考えています。
と言うか、「facebook」も、中国ネット環境では、遮断されているのですが。。。
良かったら、リンクの方よろしくお願いいたします。
http://www.facebook.com/mizushimam


時代も、ブログからSNSなどに変化してきておりますし、
中国ネット環境の複雑さから、ブログ更新が中々思うように出来ません。

題名を「中国の今」に変更しました。
高度成長も終焉し、中国も荒れる変化の時代に突入した感じです。
中国に8年も滞在していれば、中国庶民のミクロな部分が見えてきます。
今までの中国は、高度成長で浮かれておりましたが、13億人の生活を維持する為には、
並大抵の事では上手く行かない時期、時代に突入したと思っています。

第11期全国人民代表大会(全人代)「日本の国会の様なもの」で
今年のGDP成長率7.5%目標と、今まで強気で有った政府も下方修正しています。
この事は、人民に「景気悪くなりますよ。心の準備をしておいてくださいね」という発信だと感じています。

中国国家を維持するためには、GDP6%は必要で、
(日本では考えられない数字ですが)この数字を下回るとデフォルテか暴動が起きる数字でも有ります。

元の半固定為替相場をアメリカから、かなり突っ込まれ、幅の大きい為替相場に変更する時期にきています。
$=円、今まで円高でありましたので、中国からの輸入製品は、まだ安く感じていましたが、
もう85円近辺になると、中国労働賃金上昇、インフレ、原材料高騰で、
中国生産メリットが無くなってきています。

この部分で、中国は内需に力を入れていかなければ、生き残る道が無いという現実でも有ります。
しかし、いくら賃金が上がったとしても、例えば。
上海で新卒給料は、4000元(52537円)として、生活費は、自宅を友人とシェアしたりしないと、
生活物価が上がってしまっている上海では、暮らしていけないと言う現実が有るのです。

「一番チープな生活を見てみると、」

朝 包子(肉まん系)2元 2コ4元 豆乳2元 合計6元 78円

昼 一番レベルの低いランチ 12元 +飲み物 合計15.5元 204円

中華定食10元

夜 チャーハン+野菜炒め 15元 +ビール5元 合計20元 263円

最低レベルの食生活。安全性も無しで、一日合計545円掛る計算です。
1ヶ月(30日)で16350円
これに、Officeが集中する内環まで、平均1時間以上かけて通勤してきます。この費用往復10元 131円
25日勤務で3275円。
上海人で有れば、親の住居が有るのでカット出来ますが、
外地の人間だと、一つの家で3人のシェアで一人当たり1000元ほど13140円

携帯電話費用。月平均100元ほど。1320円

インターネット代ADSL月120元 1576円

生活雑貨品。シャンプー、洗濯粉、トイレットペーパー、水、電気費用。などなど。
切り詰めても300元 3943円は掛るでしょう。

なんと、普通の生活をするだけで、39604円掛ります。これは、上海での最低のレベルです。

4000元(52537円)のお給料で残るのは、12933円(983元)しか残りません。

これで、自分の余暇を過ごせますか!? 

一般の人民は、この現状で暮らしているのが9割以上なのです。

昨年、CPI消費者物価がかなり上がりました。と言うか異常なレベルで日常生活食料品が上がりました。
今年は、抑制をかけると政府は言っていますが、まず、不動産の適正化をしないといけません。

平均給与に対して、不動産価格がめちゃくちゃな現状なのです。日本のバブル時よりも酷いと思います。

よ~く考えてみて下さい。巷では、中国に物を売ろうと安直に考えています。それも富裕層にと。。。

ものすごく情けないです。真の情報を掴み切れていないと言う事なのです。

これから、不動産価格は下落します。富裕層で有った人々も、下落した不動産(投機)が下落すれば、
銀行から借り入れて、購入した自分の財産が暴落するのです。

この状況で、購買意欲は出るのでしょうか??

私はこの事を疑問視しています。

中国に飲食で進出する場合、中国庶民の購買動向をミクロ的に分析していないと、
日本の価格では必ず閑古鳥が鳴き、撤退すると言うパターンになります。

このミクロ的な分析(本当は実に簡単です)をしていないと、持続した経営は本当に中国では難しいと言う事です。
今現状、日本の様な味を追求しなくても良いのです。ある程度安心した材料と味、サービスを提供した、
価格設定をすれば、月に一度は庶民も足を運んでくれるような店にしないといけないのです。
「月一って、少ないじゃん」と思われるかもしれませんが、
中国庶民は数がものすごい数なのです。月一リピーターでも、日本とは全く違う店となります。

今回は、上海庶民の生活を取り上げましたが、これも各地域で違います。

この部分を、もっと日本人経営者は足を運び理解、勉強することが、中国で成功する第一歩と思っています。

只単に、中国が好きだから中国に店を出す。現地中国人スタッフに任せるなどの安直な考え方では、
もう通用しない時代に突入してきていることを再認識してほしいと私は思っています。

中国独特の給与体制から来る、一般庶民の消費動向を精査する事が今一番大事であり、
激変するこれからの中国市場での対応だと私は考えているのです。


上海不景気
 
 

中国の今

2012/3/14
US$ 1 = RMB 6.3328
JPY 100 = RMB 7.6157
(JPY 13.131 = RMB 1)
HK$ 1 = RMB 0.81601
US$ 1 = JPY83.03

人民元は、アメリカからバッシングに対して、幅の大きい為替相場制度に。
で、US$と円も、円安に向かい、US$で決済する日本との貿易にも影響が出てくる。

現状、労働賃金も上がり、原油、材料、インフレの中国で、大幅なコストアップに
なる年でもある。中国輸出で特に弱いのは、原価ギリギリで生産し、2流商品を世界各国にバラマイテイタコト。
ギリギリと言う事は、後で帰ってくる工場管理、品質管理、社員教育などをしてきていなかった事から、
不良品の数が多すぎて、利益が全く出ない工場が多々有る。浙江省の中小工場ではこの様な現状である。

で一番の問題点は、働かない労働者が増え続けている事にも関係してくる。

対輸出に不向きな為替レート、今年の中国GDP成長率7.5パーセント下方修正(実質6.5%)ほどだろう。
この現状では、中々斬新なアイデアが出ない限り、GDP伸ばせないですね。。
不動産もほころび掛け、製鉄分野も下方修正。
高鉄インフラ無謀に建設しすぎて1時間走らすとで123億元?(かな)損失していく。。。
まさに、デフレの向かって歩き始めたのか。

加工貿易でも色々有ろうと思いますが、中国工場はASSY工場が多く、
部材は海外からの調達が多い現状でもあります。

日本のデフレ依存症を解決するためには、
製品の売り込みが簡単であろうと中国への輸出に力を入れてきていますね。日本は商品過剰ですから。。

上海ならば、富裕層もいるし、ホワイトカラーもいるので、その層に購入してもらう戦略を立てています。
TVショッピング、インターネット販売。などなど。
はっきり言って、中国でITショッピングで残れる企業さん、ほんと少ないと思います。
中国の楽天さん調子悪いですよね。。。

日本から中国に売り込み回収して日本にお金を持ち帰れば良いですけど。。。
この財務会計の部分、やればやるほど難しく悩みの種になってくるでしょう。

これは、良しとして、中国からの日本向け輸出は、限界ですし、
これだけインフレになっている高い国の商品を購入しても意味が有りません。

製造業で、全部を中国で作るのではなく、簡単で且つ不良品が少ない単純なものしか、
今の中国工場では無理な感じが。日系工場は可能ですが。
今からの日本とすれば、利用できる部分ではまだ有ると思うが、
やはり、生産拠点を日本に戻すか、地震リスクから、東南アジアで(これもリスク有りますが)
まとまれば良いですね。

今からの中国ビジネス戦略は、内販向け。何でもよいんですが、
頭をクルッと回転させアイデアが出てきたら良いんですけど。
この市場中々癖が有りすぎて、日本企業悩まされると思います。

中小中国輸出業は、高度経済成長も終わり、苦悩に立たされる時期であります。

中国自動車
 
 

中国地価上昇率21年間6732倍 毎年平均で320%。。。。

「中国地価は1980年代末からの21年で6732倍にもなり、年平均で320%UP」したそうだが、
元々「「土地使用権の売買価格」中国共産国家の持ち物であるにも関わらず、なぜこの様に値上がりしたのだろうか。

この10年、中国は高度成長を成し遂げた、最大の牽引力で有ると共に、波は必ず下がる時が来る。
上海、北京、深圳など1級都市では、不動産売買がストップしている状況である。
1級都市では、2級3級都市よりも早く兆候が現れる。
2級3級都市、所謂「地方政府」は、この土地の上昇率を利用し、地方の発展を促してきていた。
そこには、富裕層が増えた絡繰りでも有る。有名どころは、温州。

深圳では現在、不動産仲介業者が廃業に追い込まれ、4万人いると言われる従業員達の雇用危機に直面している。
上海では、この兆候は始まっており、不動産仲介業者が極端に少なくなっている。
5年前など、上海の街は不動産屋だらけだった。

先日訪れた、徐州。北京と上海の丁度真ん中に位置する都市。
この都市では、不動産価格は値上がりしていた。高鉄(新幹線)の駅が出来ただけで、中心部の新築マンションは
1平米1万元を超えていると言う。
まだ、地方都市は、この「使用権値下がり」の事実を知っていないのだろうか。
いや、知っていたとしても、財源確保として、離せない現状でも有ろう。
現実に地方政府の財政赤字は、天文学的数字となっている。日本よりも相当酷いことであろう。
日本を抜かし世界第2位のGDP、中国GDPと言うのは、地方政府GDPを寄せ集めて算出するのだが、
地方政府に取り、水増し成長率を中央に上げている状況である。「中央からの交付金、成績」
本当の中国の成長率は分からないのである。

デルタ地域では、物価、賃金が上がり、経済が内陸に移動している状況。
安直に考えると投機的に土地使用権利は値上がりする。

1級都市で始まった「不動産価格の値下がり」は、2級3級都市にも波及していく事だろう。
なぜならば内陸地への物流費用は、非常に高い。
賃金が安くても、良質な材料、海外向け港までの物流費用を考えると、中国内陸地で生産するのではなく、
ベトナム、ミャンマー、バングラの方がメリットがあるのでは無かろうか。

「中国地価は1980年代末からの21年で6732倍にもなり、年平均で320%UP」
この異常な値上がった価格が適性価格に戻す事が、13億人を抱える中国で一番重要なポイントなのかも。

温家宝首相も来年で交代する時期に来ている。
「低価格住宅を供給すると断言している」
土地の価格を適正にする事が、最後の仕事と認識しているのかも知れない。

世界の工場で有る中国が異常なインフレを起している事は、世界の工場としての引退勧告されている状況。

まだ、この先どうなるのか、私には分からないが、中国不動産価格の適正化をし、内需拡大を狙う事が大事かも知れない。

                                              By 326水島

中国不動産下落



 
 

中国と日本の交通料金の違い。

約1年ぶり、仕事で日本に戻りました。
1週間で東京、大阪、神戸、福岡と移動したのですが、
日本の良い部分悪い部分、中国の良い部分悪い部分が
明確に理解出来たのではないかと感じております。
10年前の東京、20年前の東京は、上海よりハイレベルで元気が有ったように思う。

東京

なぜ、この様な静けさになってしまったのだろうか。地震の影響で有るのか、政治的な問題で有るのか。
皆、マナーを守り、交通は安全に運行している。
が、だ。「人間の煩悩」を抑え付けている。と言うか、
表面的綺麗では有のだが、 何か、裏で隠しているのではないかと感じてしまう。
逆に上海を見ると、一攫千金、人前で人を蹴落す。など、人間的な煩悩が満ちあふれている。
「ほぼ完璧な状態」で有っても”不安感が増強されるのではないかと思う。
皆が、表面的「良い子」を演じるのが多くなれば、同調されてしまい、
フラストレーションが溜まるのでは無いかとも思う。

kobe_パノラマ4

規律が多く、雁字搦めにされ、経済にも影響しているのでは無いかと感じる部分であります。
一番、私が日本経済での問題を感じた部分、「公共交通機関」の値段の高さ。
日本の鉄道、バス等々、交通料金は異常に高すぎる。
中国が安すぎるのでそう感じるのか。。 (同じ距離を移動するのに、安全は別として約4倍以上)
消費者物価指数から考えると、日本の交通料金は、極めて異常で有ると言える。

博多

「博多」スーパー、飲食店、賃貸物件を見ると、上海と比べるとトータル的に安いのではないかと感じる部分。
これほど、各企業、頑張って良い商品を安く提供している努力を、交通機関が台無しにしている状況とも考えられる。
各地域に移動する交通費が高すぎる状況。韓国、上海など航空運賃を考えると海外に出る方が安いのでは無いか。
日本の地域活性の為には、人の流動を促進して、地域でお金を落としてもらう必要が有る。

博多5

新幹線と中国の新幹線と比べると、お客の数が全く違う。空席で新幹線を動かすのであれば、安価に設定する方法を考え、
乗車率を上げる事を考えるべきでは無いかとも感じてしまう。因みに中国では、殆ど満席状況。
人口が少なくなり、老人が増え、交通費用が高すぎることにより、「地域鎖国」になっているのでは無いか。
「日本の活気の無さ。」
色々な原因が有るのであろうが、私が現状の日本を見た、中国との一番の違いだと感じています。
各地日本、本当に綺麗で美味しい食材が豊富。現地に行けば、それも安く食べられる。
「現地で食べると尚一層美味しく感じられる部分。」
交通料金が抜本的に安くなれば、もっと人が移動流動し地域経済が回るのではないかと感じてしまうのです。
        
                                                     By 水島

中国自動車
 
 

2度有ることは3度有る。北京市近郊で列車脱線事故

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北京市近郊で列車脱線事故 「安心して乗れる交通手段がない」
10月10日午前9時30分、陜西省韓城市から北京西駅へ向かう
1164便の旅客列車が北京石景山南駅付近で脱線した。北京日報が伝えた。

脱線したのは先頭の動力車。ホームから約300メートル離れた所で左側に脱線している。
事故当時、列車は時速10キロ弱で走行し停車態勢に入っていたという。

事故による死傷者はいない。原因は現在調査中という。

2009年4月にも同じ1164便が脱線する事故が起きていた。
当時も死傷者はいなかったものの、7両が脱線していた。

7月に起きた温州高速鉄道事故や、先月末に起きた上海地下鉄事故の影響で、
人々の鉄道への不安が高まっている。
今回の脱線事故に対しても、数時間のうちに50万以上の書き込みが微博に寄せられ、
多くの人は「安心して乗れる交通手段がない」と嘆いている。

在来線。まあ事故の追い事。。年に5度ほどはしているのでは無いでしょうか。。。
この国の交通機関の安全など、何一つ有りません。
エレベーター、電力で動かすモーターが付いている物、電子制御システム。
そして、仕事のやる気がない低レベルテクニックの運転手共。

一回、全て解雇して、教育し直した方が良い。
をすると、大暴動となります。。。。大変な国になりましたなぁ。

                                 by 326水島

中国鉄道事故
 
 

日本の当たり前を中国で武器にする②

日本の当たり前を中国で武器にする①から続く、

中国に進出を考えている方々からいろいろな相談を受けます。
その中で「中国は日本より遅れているから まだ早すぎるんではないか?」というような質問があったりします。

はてまた、そういう風に見下していては、中国のポテンシャルを見くびり過ぎです。
追いつけ追い越せで 韓国はどうなりましたか?
中国はそれ以上のスピードですし、世代や地域や民族においてのさまざまなばらつきはありますが
カオスの中で一部であっても大きな市場があるなら 日本でも最上質、アメリカで最新のものを体験したいというターゲットが生まれているんだと思います。
贅沢する事、上質なものを味わいたい体験したいという層に対して おもちゃや偽物では通用しません。
本物を提供する時代ではないでしょうか?
では 日本が誇る上質さで一番真似もできず欲しいものとは何でしょう?
iphoneも金さえ出せば本物がすぐ手に入ります。
ロールスロイスやベントレーだって欲しい人は中国国内で買えます。
一番贅沢な事、それは最上質なサービスではないでしょうか?

今もんてが 中国市場向けに企画を練っている「ジンギスカン料理専門店」の企画でも
日本では当たり前のサービスやアメリカの顧客向けのメソッドで行われている制度などを中国化し、組み入れようとしています。
では、その一部を公開しましょう。

<サービス篇>


①店員が客の目を見てニッコリ笑ってくれる。

当たり前で申し訳ないのですが、マクドナルドでいうところのスマイル0円の提供。
その当たり前が出来ないのです。
中国では、言わなければ、要求しなければ、しないのです。
従業員全員がお客様と対応する全ての時に常にバラつきのないキチンとアイコンタクトの取れるさわやかな微笑。
もちろん、スマイルコンテストも実施、出来れば評価し、それをしなければ減点評価と罰金で対処対応。
これは徹底させなければなりません。
徹底させることはとても困難のように思われますが秘策があります。
ま、これは秘策という事で ご勘弁を

②焼肉なのに客ではなく店員が焼くサービス。

これには、二つの意味と効果があります。

一つ目はサービスの高級化です。
焼肉や鍋というのは、自分で焼いたり、自分で具材を入れるのが普通ですが
ジンギスカン鍋を客に焼かせると最悪というか普通に野菜炒めになってしまいます。
野菜炒めでは、いくら日本の北海道の料理だと言ってもお金を高くいただけません。
そこに手を掛け、焼いてあげる事で 高級化するのです。

二つ目の意味と効果は、食べ方指南と味の安定品質化です。
ジンギスカン料理を客に任せておいては、中国では、客が何をしでかすか分かりません。
勝手な焼き方やタレのつけ方でせっかくの味が台無しです。
前述したように単なる野菜炒めになってしまいます。
野菜で肉を蒸し焼きにして 独特のタレで食べるというジンギスカンの豪快でありながら繊細な食べ方と味を安定品質化する為に
店側で調理するわけです。もちろん、慣れてきたリピート客で希望があれば、自分で焼かせますが
食べ方や焼き方に関しては、説明書や説明ビデオを用意した上で 細心の指導を実施しなければなりません。
それが かしづくサービスにも通じて相乗効果が出ると考えています。
これは 人件費が安い中国だからこそ、またジンギスカンという簡単な手順の料理法だからこそ 実現するサービスだと考えています。

③待ち時間の時間つぶしサービス

日本では 子供用遊具スペースが設置されている焼肉店があったりします。
中国では そういう場所を設置している店は当たり前ではありません。
ロケーションにもよりますし その対象客の世代にもよりますが ファミリー層狙いの場合なら そういうサービスを当たり前にする事が リピートさせる秘訣だと考えます。
また、カップル用や少人数用グループ用には占いやネイルなどを10元程度で提供し、それらも無料券などで 無料になるような企画を実施すればお得感と時間つぶしが両立します。
もちろん、WIFIは必須です。

④テーブルのおしぼりの使い放題サービス

焼肉は 口の回りが汚れがち、おしぼりやナプキン1枚だけで済むとは思えません。
かと言って おしぼり使い放題とは、手間もコストもかかってしょうがありませんよね。
でも それをやるからこそ、価値が出るのです。 これにも秘策があります。
日本でもんてがやっていた中国火鍋料理店でとても好評なサービスでした。


⑥パーフォーマンスサービス

鉄板焼のコックまでとは言いませんが 食の楽しみ+眼の楽しみ+そして知の楽しみです。
例えば、料理を運ぶ間、もしくは テーブルに出す時に 仕掛けというかパフォーマンスを入れる事を企画しています。
こちら中国に来て飲食店運営をしてわかった事は、簡単なネタでも素直に受け入れてくれる事です。

⑦トイレ

可能な限り、男女を分け、女性用は、中式とウォシュレット2つ設置、男性用は、大小を分ける。
さらに徹底的で清潔なサービス、ハンドソープ、おしぼりやハブラシも服務員が常に携帯して手渡しできれば完璧でしょう。
日本のようにフリーにしてトイレにおくと必ず、持って帰る客がいるからです。やはり 歯止めはどこかに持たないとならない国です。
30分に一回、トイレチェックを欠かさずに行うシステムづくりも必要です。

⑧雨が降ったら傘無料貸し出し

これも歯止めの為に電話番号をもらいますが 雨の日は傘を無料で貸し出します。
派手な絵柄で どこからでも 店がはっきりわかるようなデザインの傘です。

⑨お使いサービス

メニューにないものであっても要求がある時の為に
近くのコンビニやタバコ屋などの商品価格を事前にサービスメニューをデータ化して作成しておきます。
価格は、単純に基本は、1アイテム5元プラス。
もちろんとんでもない要求(他店からの出前や飲食に関係ないものの注文)には対応しませんが
サービスメニューリストを事前に幅広く作成しておくことで 客の満足を引き出します。
また、このお使いサービスとも言えるサービスメニューの収益は半分は本人、あとの半分は、全体でシェア―します。
こうすれば、嫌がらずにお使いをするようになります。

また 持ち込み価格の設定も事前にしておく予定です。
但し、誕生日の時のケーキなどは免費にしておかないと逆効果です。 


★上記のようなサービスは今日本国内でもすべての飲食店で行われているわけではありません。
ですが 中国は急速に豊かになり、贅沢になりました。
しかも そこに情報が自由に手に入れられるようになったのです。
世界中の情報がインターネットで中国に入ってきているわけです。
全部じゃないじゃないか?規制がるじゃないかという人もいますが
情報というものは、手に入れたい人々は、どうやってでも手に入れるものではないでしょうか?
そしてその情報をもとに今まで以上にいいものを手に入れたい。味わいたい。体験したい。という欲を抑える事が出来るでしょうか?
サービスであっても同じです。そして 圧倒的な13億人という人口の中に数パーセントそういう人々がいるだけで
そこに確実な市場が形成されるのが 今の驚異的な中国の現状だと感じています。

ではそのサービスを行うためには、どうすればよいのか?
そうです!!そこです!
今、これを読んで 「そんな高度な、日本でもまだやっていないようなサービスを中国人材で出来るとは思えない。」
そうお考えになった方も多いと思います。

その人材確保や運営については、日本の当たり前を中国で武器にする③でお話しします。

もんて日記のINDEX

中国飲食ビジネス
中国飲食
中国日式ジンギスカン鍋
 
 

タイトル名の変更と及び2名筆者で中国ビジネスチャンスをお伝えします。

この度、50万ヒットさせて頂き、時代に合わせた内容に変更しさせて頂きます。

在杭州のお住まいの日本人「もんてさん」と共に、それぞれ中国で経験したノウハウをお伝えいたします。
「もんてさん」は、杭州にてJAZZBAR、カフェなどを経営されており、
中国市場での飲食業の難しさ、面白さを生で体験されている方です。
その経験、ノウハウを語ってもらい、中国内販&飲食ビジネスにご興味が有る方に取り
大変奥深い内容かと思っています。これからの記事を楽しみにしていてください^^

私「326」は現在、上海に滞在中。
上海万博も終わり、上海事情も変化してきており、
その実情もお伝えしたい所では有ります。
私の得意分野、「中国自動車」「中国内販」に関して、鋭く斬り込んで行こうと考えております。
この数年は、中国人民の消費レベルも上がり、日本と同じ様な市場に変化してきておりますが、
中国独特の販売方法、プライス、問題点などなど、多くの不思議な風土が残っています。
私自身この数年、中国内販売に携り、中国人の消費行動、着眼点、プライス設定を目の当たりに経験してきております。

これからの中国ビジネス動向は、マスコミも言っている通り、中国内販売ビジネスに変化してきています。
「世界の工場」における中国は、中国消費者物価上昇、賃金上昇から、アドヴァンテージがなくなりつつ有ります。
その代わり、13億人向けの飲食サービス業、自動車関連は、まだまだ伸びていく分野であります。

この分野を取り入れながら、現在の中国をお伝え出来ればと考えております。
今後とも、ご贔屓によろしくお願いいたします。

                                                   BY 326 水島 満

中国自動車
中国飲食ビジネス
 
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